今回はボードゲーム「ゾーゲン」のレビューを書きました。
場のカードを一瞬で判断して手札を出していく、スピード感あふれるゲームです。
ゾーゲンってどんなボードゲーム?
- ゲーム内容:場を確認し、手札を出していけ!
- プレイ時間:20分
- プレイ人数:2~6人
- 対象年齢 :6歳~
引用:Oink Games
ゾーゲンのルールをざっくり箇条書き
コンポーネント
・カード:96枚(6色×16枚)
4種類の微生物がランダムに0~4匹描かれています。
また、微生物には、形ごとに名前があります。
・得点チップ:35枚
1~3点の得点チップです。
2点、3点のチップは、微生物が分裂するようなおもしろい形をしてます。
ゲームの目的
場のカードを素早く判断し、自分の手札をなくしていく
引用:Oink Games
ゲームの準備
・各プレイヤーは、1色のカード16枚を受け取ります。
・カードを裏向きの状態でシャッフルし、いったん目の前に置いておきます。
・適当な方法で初めのプレイヤーを決めます。
アクション
まず、このゲームでは、微生物の名前を叫ぶことがあるため、微生物の名前を確認しておきましょう。
引用:Oink Games
初めのプレイヤーが中央にカードを1枚表向きに出したら、いっせいに自分のカードを見ます。
この後は、カードを出せるプレイヤーからどんどん出していきます。
カードの出しかたは次の2通り。
常にどちらのパターンでも出すことができます。
- 微生物の数が1少ないカードを出す
- 微生物の数が1多いカードを出す
①微生物の数が1少ないカードを出す
文字通り、微生物の数が場のカードより1匹少ないカードを出します。
例)場のカードに3匹の微生物が描かれていれば、その3匹のうち2匹が描かれたカードを出す。
また、この時、減った微生物の名前を叫ばなければなりません。
②微生物の数が1多いカードを出す
文字通り、微生物の数が場のカードより1匹多いカードを出します。
例)場のカードに3匹の微生物が描かれていれば、その3匹のうち2匹が描かれたカードを出す。
また、この時、増えた微生物の名前を叫ばなければなりません。
POINTもしも間違ったカードを出したプレイヤーや、叫んだ微生物の名前が間違っているプレイヤーがいた場合は、「ゾーゲン!」と叫びましょう。
誰かが叫んだら一旦ゲームを止め、ゾーゲン宣言が正しいかを確認します。
- 宣言通り、カードを出したプレイヤーに何かの間違いがあった場合
→カードを出したプレイヤーはペナルティを負う - 間違いはなく、「ゾーゲン!」と叫んだプレイヤーの誤認だった場合
→「ゾーゲン!」と叫んだプレイヤーはペナルティを負う
ペナルティとは、自分が場に出したカードをすべて引き取るというものです。
かなり大きなペナルティなので注意しましょう。
ただ、わざと紛れ込ませるのもアリですよ。
スピーディーに展開されるので、意外と気づかれないことも。
確認が終わったら、ペナルティを受けたプレイヤーがカードを出して再スタートします。
ゲーム終了
手札が3枚になったプレイヤーは「終わり!」と叫びます。
その時点で手札が少ない順に3点、2点、1点が与えられます。
先に7点を獲得したプレイヤーが勝者となります。
ボードゲーム会 ゾーゲン
D.Dさん勝利。
スピードとページワンとドブルを混ぜたような感じ。みんなの出すスピードに全然付いていけなかったなー。 pic.twitter.com/Zh7zpDOhx1— yoyoyoro (@yoyoyoro) September 23, 2018
ゾーゲンの感想
◎スピード感あふれるゲーム
このゲームの特徴は何と言ってもスピード感。
ゲームの感覚は、まさにトランプゲームのスピードに近い。
こういう一瞬の判断が求められるゲームは、けっこう盛り上がり要素があっていいね。
◎ペナルティがなかなかにでかい
このゲーム、ペナルティがかなり大きいんだけど、だからこそおもしろい。
めちゃくちゃスピーディーにゲームが進むので、意外と嘘ついてもバレないしね。
かなりスリル感のあるゲームなので、状況が急転するときもあるし、気づいたら終わってることもある。
このドキドキ感はおもしろいね。
〇ウソを見破るアンテナを
このゲーム、ポイントはいかにカードを出すためにウソをつくかだと思う。
そこがないと、トランプのスピードとあまり変わらないからね。
なので、楽しくプレイするためには、積極的にゲームを動かすアクションをした方がいいかな。
△戦略的な要素は薄い
私自身、戦略を練れるゲームが好きなんだよね。
なので、ルールは簡単でも難しくても、そこができればOK。
そういう意味では、戦略性はないかな。
このシンプルなところが良いところでもあると思うので、楽しめるかどうかはプレイする人間によってかなり変わると思うよ。
キツネレモンの評価
あんまり考えずにプレイできるので、ワイワイプレイが好きな人にはグッド。
じっくり系が好きな人には、そんなにかな。
こんな人に勧めたい
- ワイワイ盛り上がれるゲームをしたい人
- スピーディーなゲーム展開が好きな人
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