今回はボードゲーム「ヤッツィー」のレビューを書きました。
5つのサイコロを振って、ポーカーのような役を作るゲームです。。
ヤッツィーってどんなボードゲーム?
- ゲーム内容:サイコロで良い役を作れ!
- プレイ時間:30分
- プレイ人数:2~人
- 対象年齢 :8歳~
ボドゲレビュアーズ
【ヤッツィー】
7/10点
5個の🎲を三回まで振りポーカーみたいな役を完成していく紙ペンゲー
運要素が強いが、一度作った役は使えないのでかなり頭を使うボドゲ
カップルが考案したので、イチャイチャリア充感があふれでています#ボードゲーム#レビュー pic.twitter.com/LtO9W64Lgv— フリードマン2@ボドゲ (@Friedemann222) August 12, 2020
ヤッツィーのルールをざっくり箇条書き
コンポーネント
・サイコロ:5個
普通の六面体のサイコロです。
・シェイカー:1個
サイコロを振るときに使います。
なくてもできます。
・スコアカード:100枚
スコアを記入するためのカードです。
ゲームの目的
サイコロの出目をうまく判断し、高得点を狙う
死ぬのか?ってくらい真ん中ヤッツィー出てる pic.twitter.com/3Q0QFJEjUF
— 全肯定人生観丼 (@hachi_kuju) August 9, 2020
ゲームの準備
・適当な方法で初めのプレイヤーを決めます。
アクション
このゲームでは、5つのサイコロでポーカーのような役を作ることを目指します。
まずは役をご紹介しますね。
- 1(Aces)
1が出たサイコロの数×1点を獲得します。
例)出目が1,3,4,1,1,だった場合、3点を獲得。 - 2(Twos)
2が出たサイコロの数×2点を獲得します。
例)出目が2,4,2,1,2,だった場合、6点を獲得。 - 3(Threes)
3が出たサイコロの数×3点を獲得します。
例)出目が3,5,6,3 ,3,だった場合、9点を獲得。 - 4(Fours)
4が出たサイコロの数×4点を獲得します。
例)出目が4,4,4,4,1,だった場合、16点を獲得。 - 5(Fives)
5が出たサイコロの数×5点を獲得します。
例)出目が5,5,3,2,2,だった場合、10点を獲得。 - 6(Sixes)
6が出たサイコロの数×6点を獲得します。
例)出目が5,6,6,6,3,だった場合、18点を獲得。 - スリーカード
同じ出目が3つ以上出たときに、すべての出目の合計点を獲得します。
例)出目が6,4,3,4,4だった場合、21点を獲得。 - フォーカード
同じ出目が4つ以上出たときに、すべての出目の合計点を獲得します。
例)出目が5,5,5,3,5だった場合、23点を獲得。 - フルハウス
同じ出目が2個と同じ出目が3個の組み合わせです。
出目の数字に関係なく30点を獲得します。
例)出目が2,4,2,4,4だった場合、30点を獲得。 - 小さいストレート
4つ以上の出目の数字が連続している組み合わせです。
出目の数字に関係なく15点を獲得します。
例)出目が1,2,3,4,3だった場合、15点を獲得。 - 大きいストレート
5つの出目の数字が連続している組み合わせです。
出目の数字に関係なく20点を獲得します。
例)出目が2,3,4,5,6だった場合、30点を獲得。 - ヤッツィー(ファイブカード)
同じ出目が5つの組み合わせです。
出目の数字に関係なく50点を獲得します。
例)出目が2,2,2,2,2だった場合、50点を獲得。 - リゴール
同じ出目が4つであと一つが裏面の目の組み合わせです(1と6、2と5、3と4)。
出目の数字に関係なく50点を獲得します。
例)出目が1,1,1,6,1だった場合、50点を獲得。 - チャンス
単純に出目の合計です。
例)出目が3,6,5,5,1だった場合、20点を獲得します。
ここからはアクションを説明していきます。
手番では、以下のアクションを行います。
- 5つのサイコロを振る
- (サイコロを振りなおす)
- 出目の結果をスコアカードに記入する
①5つのサイコロを振る
5つのサイコロを振ります。
ここで良い出目が出れば、ストップしてもいいです。
振りなおしたいと思ったら②へ進みます。
②(サイコロを振りなおす)
自分が振りなおしたいと思ったサイコロのみを振りなおすことができます。
ただし、振りなおせるのは最大で2回までです。
また、1回目で振りなおさなかったサイコロを2回目で振りなおすこともできます。
2を狙うため、4,3,6が出たサイコロを振りなおした。
結果、2,5,5,5,2になった。
5でもっと上を目指せそうなので、両端の2の目のサイコロを振りなおした。
結果、1,5,5,5,5となった。
③出目の結果をスコアカードに記入する
出目の結果から、埋めたい役を選んで記入します。
ただし、選んだ役はそれ以降選ぶことができないので、そういった部分にも注意して選ぶ必要があります。
例)出目が1,5,5,5,5だった。
5を選んだ場合、20点を獲得する。
そして、それ以降5は選べなくなる。
フォーカードを選んだ場合、21点を獲得する。
そして、それ以降フォーカードは選べなくなる。
注意点出た目の結果を必ず記入しなければいけないため、その役が0点の場合もあります。
例)残りの記入できる役が、大きいストレートとヤッツィーとフルハウス。
出目が1,3,4,3,2だった場合、どこに記入しても0点となるが、選ばなければならない。
ここまで終わったら、手番を交代します。
ゲーム終了
すべてのプレイヤーが13回の手番を終えたら、ゲームを終了します。
合計得点が最も高いプレイヤーの勝利となります。
440点で勝利。つよ。
6ヤッツィー2回出した時よりお強い……
やはり6,5の目は4カードよりファーストセクション優先したほうが強い? pic.twitter.com/CqMgCuN2QS— 冬刀(TOTO) (@Fuyusigure) August 8, 2020
ヤッツィーの感想
◎ただの運ゲーじゃない!
最初は「これおもしろいんかな?」って思ってたんだけど、プレイしてみるとなかなかに楽しい。
出た目からどれを振りなおすか、どの役を狙うのかを決めるのはけっこう悩むね。
これ以上行くか、それとも引くかみたいなところは、ギャンブル感もある。
運が絡むゲームはあまり好まないんだけど、これはボードゲームって感じよりギャンブル感が強いから、嫌な感じはしない。
かといってすべてが運で決まるってわけでもないからね。
なかなかにおもしろい。
◎割と盛り上がる
個人プレイ感の強いゲームかなと思ってたけど、けっこう盛り上がるよ。
相手の点数もリアルタイムで変動していくから、それを見て攻めたプレイをしていくなんてのもあるからね。
何よりサイコロの出目を見れば、良い・悪いが一発でわかるから、みんながワイワイできるんだよね。
〇何回も連続ではできないかな
連続でプレイするなら、3回くらいが限度じゃないかな。
「こればっかりをやってたい!」って言うゲームじゃなくて、「みんなで集まったときには1回はやろうぜ」って感じのゲームだからね。
まあでも、このくらいがちょうどいいと思う。
キツネレモンの評価
出目に激しく一喜一憂する感じは、ギャンブルそのもの。
なかなかに楽しめるよ。
ブラウザで出来るものもあるので、まずはそこから入ってもいいかも。
こんな人に勧めたい
- 運要素の強いギャンブル感のあるゲームをやりたい人
- サイコロを使ったゲームをプレイしたい人
- 激しく一喜一憂したい人
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