【ボドゲ】ザ・ゲームのレビュー

今回はボードゲーム「ザ・ゲーム」のレビューを書きました。

昇順or降順でカードを出していき、すべてのカードを出し切れば完全勝利という全員協力型のゲームです。

 

スポンサーリンク

ザ・ゲームってどんなボードゲーム?

  • ゲーム説明:協力してカードを出し切れ!
  • プレイ時間:15~20分
  • プレイ人数:1~5人
  • 対象年齢 :8歳~

 

ザ・ゲーム

引用:Arclight Games

 

 

スポンサーリンク

ザ・ゲームのルールをざっくり箇条書き

 

コンポーネント

・プレイ用の数字カード:98枚
2~98までの数字カードです。

・スタート用の数字カード:4枚
1と100が2枚ずつあります。

・青い数字カード:6枚(第二版に収録)
拡張版で使うカードです。
(今回は割愛します)

 

 

ゲームの目的

 カードを昇順or降順に出していき、すべてのカードを出し切る

 

 

 

ゲームの準備(3人プレイの場合)

・1のカード2枚と100のカード2枚を七並べのような感じに並べます。

・2~98までの数字カードをシャッフルし、各プレイヤーに6枚ずつ配ります。
残りは山札として置いておきます。

・適当な方法で初めのプレイヤーを決めます。

 

 

アクション

このゲームは、全員協力型のゲームです。

手番では、以下の順でアクションをします。

  1. カードを2枚以上出す
  2. 山札からカードを補充する

 

 

①カードを2枚以上出す

自分の手札から2枚以上のカードを場に出します。
カードを出すときは、以下のルールに従います。

  • スタートが「1」の場所は昇順にする
  • スタートが「100」の場所は降順にする

 

〇スタートが「1」の場所は昇順にする
スタート地点が「1」の場所は、1→3→4→7のように、昇順で出さなければなりません。

〇スタートが「100」の場所は降順にする
スタート地点が「100」の場所は、100→97→96→94のように、降順で出さなければいけません。

 

ザ・ゲーム2

 

 

また、カードを出すときは、ほかのプレイヤーと相談をすることができます。
ただし、数字を直接言ってしまうのはダメです。

数字をぼかしながらもうまく相談できるかが、クリアへのカギとなります。

 

POINT場にあるカードとちょうど差が10あるカードは、昇順・降順に関係なく出すことができます。
例)1→3→4→7→10→12→2
このルールをうまく使うことで、出すカードに余裕が生まれます。

 

ザ・ゲーム3

 

 

 

②山札からカードを補充する

カードを出し終わったら、出した枚数だけ山札から補充します。

 

①②が終わったら、手番を交代します。

 

 

 ゲーム終了

誰かが2枚以上出せなくなった時点で終了です。

山札と残った手札の合計枚数によって評価が変わります。

  • 0枚   :完全勝利!!
  • 1~10枚:勝利!
  • 11枚~   :敗北…

 

完全勝利目指してプレイしてみてください。

 

 

 

ザ・ゲームの感想

 

◎シンプルな協力型ゲーム!

協力型のゲームとしては、かなりシンプルなゲーム。

考えるべきことが少ないという意味では、いろんな人と一緒にプレイできそう。
「花火」とかだと、もうちょっと複雑だしね。

また、その中でも「10の差があれば、昇順・降順関係なく出せる」というルールはおもしろい。

ゲームの性質上、ほぼすべてのカードを出し切らないと勝てないので、このルールは頼みの綱のようなもの。
特に中盤以降は、このルールが軸になって話が進んでいくね。

プレイしてみると想像以上に出し切れないので、ぜひ挑戦してみてほしい。笑

 

 

◎2枚以上出さなければいけないのが絶妙

プレイしていると、3枚も4枚も出したいときもあれば、1枚しか出したくないときもある。
そういう意味で、この「2枚以上出す」というルールは絶妙だね。

このルールのおかげで、波のあるゲームになる。
あまりテーマ性がないゲームなだけに、このような「盛り上がったり、逆に苦しめられたり」みたいな部分があるのはありがたい。

 

 

〇相談がかなり重要

相談なしで勝利できるゲームではないね。

「誰がどこに出したいか」も重要だけど、「どこに置くと誰が厳しいか」を把握することも大事。
また、「10の差があるカードを持っている」ということをどう伝えるかも非常に悩む。

「俺にこの列は任せてくれ」
「この列以外で耐えてほしい」
みたいな感じで、匂わせるくらいしかないけどね。笑

とにかく、みんなとコミュニケーションを取らないとクリアできない。

 

 

△カード運に左右されることも

最初の手札の時点で1~10や90~99らへんのカードが1枚もないことも、十分にあり得る。
この場合なんかは、ほぼクリア不可能よ。

なぜなら、最終的に残っているカードは10枚以下にしなきゃいけないのに、すでに10近くの差があるカードを出さなきゃいけないから。
もちろん、「10の差があれば、関係なく出せる」ルールはあるんだけど、それを加えたとしても厳しいね。

こんな感じで、運の要素が勝敗に直結しやすいので、ちょっと気になるかな。

 

 

知ったかぶりの評価

ザ・ゲーム評価

このくらいの評価。

いくら頭を働かせても運要素でかっさらわれるところがあるのは「うーん…」という感じ。
ただ、協力系の中では本当にシンプルなゲームなので、「手軽に協力系のゲームを遊びたい」という人にはいいかも。

 

 

 

こんな人に勧めたい

  • 5人まで遊べる協力系ボードゲームを探している人
  • シンプルなルールのゲームを遊びたい人
  • 人と話し合いながら進めるのが好きな人

 

人気記事 2人専用・2人で遊べるボードゲーム50選!

 

 

スポンサーリンク