今回はボードゲーム「宝石の煌き」のレビューを書きました。
買った発展カードでさらに安く購入し、ポイントを獲得していくボードゲームです。
宝石の煌きってどんなボードゲーム?
- ゲーム内容:先を見据えて宝石トークンや発展カードをゲットしろ!
- プレイ時間:30分
- プレイ人数:2~4人
- 対象年齢 :10歳~
引用:Hobby JAPAN
宝石の煌きのルールをざっくり箇条書き
コンポーネント
・宝石トークン:40枚
赤・青・緑・白・黒が7枚ずつ計35枚。
それに加えて、黄金のトークンが5枚あります。
このトークンで発展カードを購入します。
・発展カード:90枚
このカードをうまく集めて15点の獲得を目指します。
価格も価値も低いものから高いものまで、レベル1,2,3と分けられています。
・貴族タイル:10枚
獲得した発展カードの種類や色によってゲットできる、ボーナス点のようなものです。
ゲームの目的
宝石トークンで発展カードを購入していき、誰よりも先に15点の獲得を目指す
小学一年生の息子とガチバトル!
中盤から後半へのスピード感はハラハラです💦【新商品入荷😆】
人気ボードゲーム
SPLENDOR『宝石の煌き』プレイ人数:2~4人用
プレイ時間:30分
対象年齢:10歳以上 #ワクワクタイム #ボードゲーム#SPLENDOR #宝石の煌き pic.twitter.com/srb3NCN4kr— wakuwakutime (@wakuwakutime3) August 23, 2020
ゲームの準備
・発展カードをレベルごとの山に分け、それぞれから4枚ずつ場に出しておきます。
・宝石トークンは、色ごとに山積みにしておきます。
尚、人数によって、赤・青・緑・白・黒の宝石トークンは、使う数が変わります。
- 4人:それぞれ7枚すべて使用
- 3人:それぞれ5枚使用
- 2人:それぞれ4枚使用
・貴族タイルは、プレイ人数+1枚を場に並べます。
・適当な方法で初めのプレイヤーを決めます。
アクション
手番では、以下の3つのアクションから1つを選んで行います。
- 宝石トークンを取る
- 場のカードを予約し、黄金トークンを受け取る
- カードを購入する
①宝石トークンを取る
黄金のトークン以外の宝石トークンを受け取ることができます。
宝石トークンの受け取り方は次の2通り。
- 同じ色のトークンを2枚受け取る
※ただし、その色のトークンが2枚以上残らなければならない。 - 違う色のトークンをそれぞれ1枚ずつ、計3枚受け取る
また、手持ちの宝石トークンは最大10枚までです。
手番終了時に10枚よりも多かった場合は、10枚以下になるように戻します。
②場のカードを予約し、黄金トークンを受け取る
場にあるカードor山札の一番上のカード1枚を、確保しておくことができます。
また、このとき、黄金トークンを1枚受け取ります。
このアクションは欲しい発展カードがあった場合や、相手を邪魔したいときなどに有効です。
尚、確保しておけるカードの枚数は最大で3枚です。
③カードを購入する
十分な量の宝石トークンがあれば、場のカードor予約したカード1枚を購入することができます。
カードの見方は以下の図の通りです。
上のカードの場合、白の宝石トークン×3、緑の宝石トークン×2、赤の宝石トークン×3で購入することができます。
購入の際に使った宝石トークンは、山に戻しておきます。
また、黄金トークンだけは、どの色としても使うことができます。
POINT
発展カードを買うと、次の買い物で安く買える
先ほどのカードの説明で、右上に宝石マークというものがあったと思います。
この宝石マークは、その色のトークン1枚分を表しています。
つまり、次にカードを購入するときは、手持ちの宝石トークン+獲得した発展カードの右上に書かれている宝石マークの数だけ、宝石トークンを持っている状態ということです。
たとえば、下の図のような場合。
買いたい発展カードのコストは、白が3枚、緑が2枚、赤が3枚。
また、すでに購入したカード2枚の右上に、それぞれ白の宝石マークと赤の宝石マークが描かれています。
この場合、購入コストと宝石マークの差分である、白の宝石トークン×3、緑の宝石トークン×1、赤の宝石トークン×2を持っていれば、買えるということです。
このように、発展カードを買えば買うほど、後で安く買えるという仕組みになっています。
①~③のどれかを行ったら、手番を交代していきます。
貴族タイル
貴族タイルは左下に描かれたカードの枚数をゲットした時に、ボーナスとして受け取ることができます。
条件は厳しいですが、1枚で3点の価値があるため、この貴族タイルを狙う戦略もアリです。
尚、貴族タイルは宝石トークンで購入することはできないので、注意してください。
ゲーム終了
最初に勝利点を15点獲得したプレイヤーが勝者となります。
【今日の宝石の煌き】
宝石の煌きは方向性で決まる!
最初の方針が鍵!3人プレイの1番目。
あなたならどのルートを目指す?#宝石の煌き#ボードゲームカフェONE pic.twitter.com/CDUWDoDsFb— さこんてんちょー@ボドゲプロ (@going_stella) August 17, 2020
宝石の煌きの感想
◎シンプルな拡大再生産
拡大再生産は、「建物を建てたり資源カードをゲットしたりすることで、そのあとでやれることが多くなっていく」というタイプのゲームのこと。
今回の宝石の煌きなら、発展カードを買えば買うだけ、後の買い物で安く買えるというところが当てはまる。
そんな拡大再生産の中でも、かなりシンプルな部類に入るなと感じた。
たとえばカタンの場合、建物を建てて点を得る以外にも、道をどんどん伸ばして最長交易路で点をゲットしたり、発展カードで点をゲットできたりする。
対して宝石の煌きの場合は、発展カードを購入するという手段でしか得点を得ることができない(手段に着目しているため、貴族タイルはノーカウント)。
この点を考えると、拡大再生産というルールを知るためには、ものすごくいいゲームなんじゃないかな。
このルールのゲームってどうしても重くなりがちで、初心者がとっつきづらいところがある。
なので、拡大再生産に初めて触れるなら、この宝石の煌きがいいと思うよ。
このシンプルさは貴重。
〇個人プレイ感の強さは否めない
特に拡大再生産にありがちなんだけど、個人プレイ感が強いゲームが多いんだよね。
この理由は、自分のステータスを上げる効果のカードがほとんどなので、人を直接攻撃するみたいな要素がないからだと思う。
宝石の煌きも、それに漏れないなと感じた。
個人的には、人との直接的なやり取りがあるようなゲームが好きなので、この辺は「う~ん…」と思ってしまった。
この部分だけに着目すれば、カタンのほうが良いよ。
騎士カードの使用は直接誰かを狙うアクションだし、最長交易路のシステムも直接ポイントが行き来するから。
もちろん宝石の煌きにおいても、カードの予約だったり、宝石トークンの獲得だったり、間接的なところでのやり取りはあるんだけどね。
でも、逆にこういった個人プレイ感の強いゲームが好きな人もいるだろうし、一概に「こうだ!」とは言えないね。
好みの問題もあるだろうし。
キツネレモンの評価
まだ数回しかプレイしたことないから、このゲームの良さに気づいていないのかもしれない。
ただ、現状では、このくらいの評価かな。
こんな人に勧めたい
- シンプルな拡大再生産をプレイしたい人
- 2~4人で遊べるゲームを探している人
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