今回はボードゲーム「スカル」のレビューを書きました。
相手が伏せたディスクが花なのかドクロなのかを見極めていくゲームです。
スカルってどんなボードゲーム?
- ゲーム内容:相手が伏せたディスクを読み、バラをめくり切れ!
- プレイ時間:15~45分
- プレイ人数:3~6人
- 対象年齢 :10歳~
引用:Hobby JAPAN
スカルのルールをざっくり箇条書き
コンポーネント
・花のディスク:18枚(3枚×6部)
同じ花柄のディスク3枚ずつが6セットあります。
・ドクロのディスク:6枚(1枚×6部)
色の違うドクロの柄のディスクが6枚あります。
・プレイマット:6枚(1枚×6部)
色の違うプレイマットが6枚あります。
ここにディスクを重ねていきます。
ゲームの目的
ドクロのディスクをめくらずに、宣言した数だけ花のディスクをめくること
スカルというボドゲ
見た目いかついけどすごくシンプルなブラフゲーム
4人以上でやると楽しそうな感じだった pic.twitter.com/RUCrNi113x— ひろし (@aquas777) January 14, 2019
ゲームの準備
・各プレイヤーは、同じ色の花のディスク3枚、ドクロのディスク1枚、プレイマット1枚を受け取ります。
・プレイマットは自分の目の前に置いておきます。
・適当な方法で初めのプレイヤーを決めます。
アクション
まず、すべてのプレイヤーはディスクを1枚裏向きにし、自分のプレイマットの上に置きます。
ディスクは花とドクロ、どちらでも構いません。
その後、スタートプレイヤーから以下のどちらかをプレイしていきます。
- ディスクを重ねる
- 花の数を宣言する
①ディスクを重ねる
目の前のプレイマットにさらにディスクを重ねます。
重ねたら、次のプレイヤーに手番が渡ります。
②花の数を宣言する
自分がめくれるであろう花のディスクの枚数を宣言します。
次のプレイヤーは、それよりも多くめくれると判断すればさらに上の数を言い、めくれないと判断すればパスをします。
競りのように枚数を宣言していき、1人を除いて全員がパスをした時点で終了です。
最も多くの枚数を宣言したプレイヤーは、まず自分のディスクをすべてめくります。
その後、残ったプレイヤーたちの重ねられたディスクを上から自由にめくっていきます。
- 宣言枚数の花をめくれた場合 ・・・そのラウンドの勝者となる
- 途中でドクロをめくってしまった場合・・・失敗したプレイヤーのディスク4枚を裏向きにしてシャッフルし、その中から1枚を裏向きのまま破棄します。
次のゲームからは、残った3枚で戦っていきます。
※残りのディスクが0枚になってしまったプレイヤーは脱落となります。
宣言後のめくるアクションが行われたら、次のラウンドに進みます。
ゲーム終了
2回のラウンドを勝利したプレイヤーが勝者となります。
戦略とブラフのボードゲーム、スカルがめっちゃ楽しかった☠️
トランプでいうダウトに似てる。より深い読みあいができて楽しい。 pic.twitter.com/Q17gUlc3ml— みぎみみ (@_migimimi) August 24, 2020
スカルの感想
◎シンプルなのに濃厚な駆け引きが味わえる
ディスクを置くか枚数を宣言するかだけなのに、こんなに考えるものか。
このゲームのおもしろいところは、ドクロのディスクを置いた場合、そのラウンドで自分が勝利することはほぼないというところ。
必ず自分からめくらなければならないため、ドクロを置いたらまずアウトなんだよね。
ただ、自分の勝ちばかりに目を取られていると、相手がドクロを仕込む場合もあるし、逆に相手に先に宣言されてしまう場合もある。
この辺の塩梅が絶妙なんだよね。
大事な部分への気づきやすさも丁度よく、ゲーム慣れしていない人でもコツが掴みやすい。
今までプレイしてきた心理戦の中では、とても理解しやすいゲームだなと感じた。
◎ディスクを取られてからの動き
宣言を失敗してディスクを取られると、かなり動きが変わってくるよ。
たとえば、取られる前以上に宣言の意欲を高めてきた場合は、「すでにドクロがないのでは?」と考えることもできる。
逆に2枚になったときにおとなしくなったら、「まだドクロを持っているのかも」と推測することも可能。
もちろん、どれも可能性の話で、それを逆手にプレイしている場合もある。
ただ、心理戦・ブラフ戦では、いろんな要素から推理していく必要があるため、ディスクを取られてからの動きというのは、注目するべきだと感じたね。
◎コンポーネントが洒落てる
「派手なおしゃれ」という言葉が似あうコンポーネントだね。
カードではなくディスクというのもおもしろい。
手に持った感じだけでも、普段プレイするようなボードゲームとは少し違った感覚を楽しめる。
外箱のデザインもかなり目を引くもので、思わず立ち止まって手に取ってしまう感じがあるよ。
思うけど、心理戦とかブラフ系のボードゲームのコンポーネントっておしゃれなのが多いな。
ゲーム性に合わせるためにそうしてるのかもしれない。
キツネレモンの評価
推理できる要素が多く、また、その推理できる要素に気づきやすいため、本当にプレイしやすい。
また、心理戦・ブラフ戦の中でも、後を引かないゲームだなと感じた。
総合的に見てかなり評価は高い。
こんな人に勧めたい
- 派手なおしゃれが好きな人
- 手軽に遊べる心理戦を楽しみたい人
- 嘘をつくのも好きな人
パンダゴメス「ビデオ通話しながらできるボードゲームってないのかな?」「コロナのせいで外に出られない!ビデオ通話でもボードゲームしたいな…」 このようなお悩みを解決します。 […]
パンダゴメス「心理戦が楽しめるボードゲームないかな?」「相手の心理を読み解く要素のあるボードゲームがやりたい!」 こんなボードゲームをお教えします! 本記事のテーマ[…]
パンダゴメス「トランプに飽きちゃったんだけど、他にゲームないのかな?」「大富豪とか神経衰弱以外にも、思考要素のあるトランプゲームを知りたい!」 キツネレモン任せてください!&[…]