今回はボードゲーム「ロイヤルターフ」のレビューを書きました。
※感想が多いので、細かいルール説明はありません!
ツイッターの画像と大まかな説明でご勘弁を!
ロイヤルターフってどんなボードゲーム?
・ゲーム説明:競馬が題材のボードゲーム!
・プレイ時間:45~60分
・プレイ人数:2~6人
・対象年齢 :8歳~
ロイヤルターフ pic.twitter.com/fHtW2XPkst
— とら (@toratoranotora) June 17, 2020
ロイヤルターフのルールをざっくり箇条書き!
コンポーネント
・ゲームボード:1枚
この上を馬たちが走っていきます。
・競走馬コマ:7個
実際に走らせる馬です。
・プラスチックの台座:7個
これに競走馬コマを差し込むことで、馬たちが走っているような感覚が味わえます。
・競走馬カード:49枚
ロイヤルターフカード(21枚)とウィナーズサークルカード(28枚)があります。
ロイヤルターフカードは7色×3枚あり、通常のプレイでは、各色から1頭ずつ馬を選びます。
各カードには、馬、騎手帽、ニンジン、蹄鉄のマークと数字が書いてあります。
(今回はウィナーズサークルカードを使わない通常ルールを説明します)
・特殊ダイス:1個
3面が馬のマーク、残りの3面は騎手帽、ニンジン、蹄鉄のマークになっています。
このダイスを振って、どの馬を進めるか決めます。
・色タイル:6枚
自分の色を示すために使います。
・賭けチップ:24枚(6色×4枚)
各色0,1,1,2のチップがあります。
ゲームの初めに、どの馬にかけるか決めるときに使います。
通常プレイでは、1,1,2の3枚を使います。
・ベースチップ:1枚
はじめに18のマスに到達した馬に与えられるボーナスです。
・紙幣:50枚
掛け金です。
50 , 100 , 500のものがあります。
ゲームの目的
・自分が賭けた馬を3着以内にゴールさせる。
ロイヤルターフ!
競馬で賭け、ダイスで進む馬と歩数を決め、配当を集めるゲーム!
最後の1ゲーム開始の時点でオレの独走状態! 楽しい!
「勇太を潰せ。2連勝を阻止しろ(原文ママ」
無慈悲!鬼畜!
結局全員にフルボッコにされた挙句最下位に! 達成感を味わう他メンツ!
ちくしょうまたやりたい! pic.twitter.com/3qwBwyqJUk— 勇太 (@youta91) June 20, 2020
ゲームの準備
・ゲームボード上の「18」のマスにベースチップを置きます。
・ロイヤルターフカード21枚の中から、出走させる馬を7頭選びます(各色1頭)。
・ゲームボードのスタートライン上に、競走馬コマを並べます。
・各プレイヤーは馬の能力を加味し、どの馬に賭けるかを決めます。
この時、自分の色の賭けチップ3枚(1,1,2)を賭けたい馬の前に裏向きにして置きます。
・全員が決めたら、いっせいにオープンします。
・はじめのプレイヤーを、適当な方法で決めます。
アクション
・基本的なアクションは、「特殊ダイスを振り、馬を1頭だけ動かす」です。
・プレイヤーはサイコロを振ったら、能力を加味したうえで進めたい馬を選びます。
・競走馬コマを動かしたら、その競走馬カードを裏返します。
・次のプレイヤーは、同じようにサイコロを振った後、まだ裏返っていない馬の中から進めたい馬を決めます。
つまり、だんだん選べる馬が少なくなっていくということです。
・すべての競走馬カードが裏返ったら、再び表にしてリセットします。
・これを繰り返し、3頭の馬がゴールライン(36コマ)を超えたら、ラウンド終了です。
得点計算
まず、上位3頭に賭けたプレイヤーは、順位とその馬に置かれた賭けチップの枚数に応じて決められた金額を受け取ります。
この時、「2」の賭けチップを置いていた場合は、2倍の金額を受け取ることができます。
また、はじめに「18」のマスに到達した馬に賭けていたプレイヤーは、ボーナス金100を受け取ります。
最下位の馬に賭けてしまったプレイヤーは、罰金-100です。
・得点計算が終わったら2ラウンド目に入ります。
・合計3ラウンド行い、最も多くのお金を手にしたプレイヤーが勝者となります。
つまり、2の賭けチップを置いた馬が勝った場合、2×2で通常の4倍のお金を受け取ることができます。
「ロイヤルターフ」昨日は競馬の日という事でクニツィア博士の名作をグループSNEさんからのリメイク版で久し振りにプレイ。平均的な能力の馬か?特化型の能力の馬か?どちらに賭けるか悩ましく、お互いに邪魔をしつつされつつ最後まで気が抜けないレース展開になり、サイコロ一投がドラマを産む! pic.twitter.com/y6vmo9wvdb
— アッキー (@akimaru0415) September 15, 2018
ロイヤルターフの感想!
◎リアルな競馬のような感覚!
いやー、なかなかにおもしろい。
たくさんの人が賭けた馬の配当金は少なくなるようになっていて、かなりリアルだなと感じた。
また、ダイスの出目によって走る馬が決められてるわけじゃなくて、出目から走らせる馬を決めるってのがいいね。
このおかげで、単純な運の勝負ではなくなってる。
テーマがこれほどゲームに反映されているものも珍しい。
◎一発逆転のある馬を走らせるか、堅実な馬を走らせるか
馬のバリエーションの豊富さがまたいいね。
たとえば、ある馬は、馬:6、騎手帽:6、ニンジン:4、蹄鉄:2という能力。
また、ある馬は、馬:2、騎手帽:14、ニンジン:1、蹄鉄:9という能力。
このゲーム、6面が「馬、馬、馬、騎手帽、ニンジン、蹄鉄」という特殊なダイスを使うので、圧倒的に馬の目が出やすい。
これを踏まえたうえで、上のような堅実な馬を選ぶのか、それとも、一発逆転のある馬を選ぶのか。
本当にめちゃくちゃ悩むよ。
こういう悩み方も競馬っぽいよね笑。
◎誰も賭けてない馬がガンガン進むときもある笑
誰も賭けてない馬ってあんまり気にかけないんだよね。
だから、ダイスの出目から選ぶときに、選択順位が後のほうになりやすい。
で、この馬1頭だけが最後に残ったりすると、ダイスの出目によってとてつもない走りを見せたりする笑。
誰も注目してなかった馬が勝ってしまうなんてのも、リアル競馬にそっくり。
〇あえて遅く走らせる作戦もあり
すべての馬が1回進まないとリセットされないので、逆に進ませたくない馬には、あえて遅く走らせるってのもあり。
たとえば、上の感想で書いた馬を例にすると、ニンジンが出たときにあえて選んでやれば、その馬は1しか進めない。
ちょっと性格が悪いけど、勝ち負けを重視するなら、こんな戦い方もあるね。
〇感覚的には、みんなが賭けた馬がやっぱり勝ちやすいかな
なぜかというと、みんながその馬を進ませようとするから。
その分、いらない出目ならほかの馬にまわすからね。
〇3~4人がベストだけど、多くてもおもしろさは変わらない
このくらいの人数だと、うまい具合に走らせたい馬を走らせることができるかな。
まあ、このゲームの場合、ほかのプレイヤーのアクションが自分にも直接関係あるから、そういう意味では待ち時間が気になったりはない。
「ロイヤルターフ」
特色のある7騎の馬にお金と夢を託すゲーム!
ダイスをふってお気に入りの馬を進めるもよし、邪魔なアイツを蹴落とすこともできる
なんとクニツィア先生とのこと。
個人的にはキャメルアップより好きです
またやりたい#リオール pic.twitter.com/nxXVGyRyhH— ぽってぃ (@potty_bg) March 21, 2020
知ったかぶりの評価
おもしろい。
とにかく、テーマの競馬っぽさがすごくある。
競馬やったことないんだけどね笑。
この評価にしたのは、好みの問題。
人によっては、おすすめ度が一番左の人もいると思う。
こんな人に勧めたい
・ボードゲームで競馬を楽しみたい人
・サイコロを使うけど、戦略性もあるゲームがやりたい人
・裏切ったり裏切られたりも楽しめる人