今回はボードゲーム「クヴィーク」のレビューを書きました。
※感想が多いので、細かいルール説明はありません!
ツイッターの画像と大まかな説明でご勘弁を!
クヴィークってどんなボードゲーム?
・ゲーム説明:4色のタイルを並べて、ネズミをチーズへ導け!
・プレイ時間:15分
・プレイ人数:2人
・対象年齢 :10歳~
引用:BREMEN Games
クヴィークのルールをざっくり箇条書き!
コンポーネント
・ゲームボード:1枚
赤・青・黄・緑の4×4マスが4つ集まった、8×8マスのボードです。
・壁タイル:16枚(4色×4枚)
赤・青・黄・緑のタイルです。
・ネズミコマ:1個
スタート地点になります。
・チーズコマ:1個
ゴール地点になります。
引用:BREMEN Games
ゲームの目的
相手よりも早く、ネズミからチーズまでの道筋を探す
ネズミがまっすぐ進み、ぶつかったら方向転換、チーズを目指す #クヴィーク ! 相手の次の手を制限できるので上手にプレイすれば行動不能にして勝てるはず…そこまで考えると脳が爆発する深いパズルです。子供が相手のときは「ひらめき」が生まれるよう頑張ってサポートするのが楽しい遊び方。 pic.twitter.com/gUEvk3jftS
— GIFT TEN INDUSTRY K.K. (@gift10industry) March 23, 2020
ゲームの準備
・お互いに各色2枚ずつの壁タイルを、手元に重ねて置いておきます。
・適当な方法で初めのプレイヤーを決めます。
・初めのプレイヤーは、ネズミコマとチーズコマを好きな場所に置きます。
(すぐに勝負が決まってしまう場所はダメです)
・初めのプレイヤーは、自分の壁タイルから1枚を相手に渡します。
アクション
「クアルト」のような感じです。
基本的には①のアクションを行い、「いける!」と思ったら②を行います。
- 壁タイルを配置する
- チャレンジをする
① 壁タイルを配置する
好きな場所に壁タイルを配置します。
置くときのルールは、次の4つ。
- 同じ色のエリアに置く
- ネズミコマとチーズコマを分断させてはいけない
- チーズコマの同一直線上には置けない
- 壁タイルの前後左右2マスには置けない
壁タイルを配置したら、自分が持っているタイル1枚を相手に渡します。
渡す時のルールは、次の2つ。
- 相手が置けないタイルは渡せない
- 上の段の壁タイルをすべて渡してから、次の段を渡す
渡したら、相手の手番になります。
② チャレンジをする
「ネズミコマをチーズコマに導ける!」と思ったら、チャレンジをコールします。
実際にネズミコマを動かし、チーズコマへの道筋を説明します。
ネズミコマは縦か横に進み、壁に当たるまで直進し続けます。
ゲーム終了
チーズへの道筋を証明できた場合は、チャレンジをしたプレイヤーの勝ちとなります。
証明できなかった場合は、チャレンジをしたプレイヤーの負けとなります。
また、①のアクションで相手が置くことのできないタイルを渡してしまったor渡さざるを得なかった場合は、手番のプレイヤーの負けとなります。
BREMEN GamesさんのQuiek!(クヴィーク!)
普段KLASKしか遊んでくれない奥さんが遊んでくれたから100点のゲーム。ネズミをチーズに導く道を見つけたらチュウ!🧀🐀
カラフルでキャッチーなアブストラクト。あまり長考せずに何度も連続で遊ぶのが楽しい😉 pic.twitter.com/TQNhUltlod
— まここ (@rents_) November 23, 2019
クヴィークの感想
◎かなりおもしろい
2人用のアブストラクトの中でも、かなり上位に来る。
まず、アブストラクトなのに4色使うゲームってのが珍しい。
壁タイルの配置も色でルールがあるので、いろんなことを考慮する必要があるね。
ネズミコマの動かし方は、ハイパーロボットそのもの。
違うところは、クヴィーク!はゴール自体を目的としているのに対し、ハイパーロボットはゴールまでの手数に焦点を当てているところ。
もちろん、どっちも楽しいよ。
ハイパーロボットが好きな人は確実に好きだし、「ハイパーロボットは複雑すぎる」と思う人は、クヴィーク!から入ってもいいと思う。
パズルを解くのが大好きな人には、絶対にプレイしてほしいゲーム。
◎一瞬で終わる感じが、個人的にはグッド
優勢劣勢という概念がなく、勝負がつくときは一瞬。
チャレンジをされて、みごとにチーズコマまで運ばれたときは、居合切りで切られたかのような感覚になる。
将棋みたいに常に優劣があるゲームももちろん好きなんだけど、これはこれでおもしろいね。
この辺の感覚は、クアルトに近いかな。
〇壁タイルを配置するルールが少しやっかい
壁タイルの置き方に4つのルールがあるので、ちょっとややこしいかも。
特に、「置いた壁タイルの上下左右2マスに置いちゃいけない」ってのがやっかい。
慣れていないと、置いちゃいけないところに置いちゃうなんてこともある。
ボード上に絵で描かれているから、大丈夫だとは思うけど。
まあこの辺はプレイする中で訂正があればすればいいからね。
知ったかぶりの評価
かなりおもしろい。
コンポーネントもシンプルながらいい出来。
何回もプレイしたくなるゲーム。
こんな人に勧めたい
・2人専用のゲームを探している人
・アブストラクトをやりたい人
・ハイパーロボットとクアルトが好きな人