今回はボードゲーム「Pit(ピット)デラックス版」のレビューを書いていきます。
※感想が多いので、ルールは少し雑です!
ツイッターの画像と大まかな説明でご勘弁を!
Pit(ピット)デラックス版ってどんなゲーム?
- ゲーム説明:9枚そろうまで交換し続ける! 手番のない取引ゲーム
- プレイ時間:30分
- プレイ人数:3~8人
Pit(ピット)デラックス版のルールをざっくり箇条書き!
コンポーネント
・産物カード:72枚
8種類の穀物や農産物が9枚ずつあります。
・動物カード:2枚
牛と熊があります。
特殊ルールで使用します。
・ベル:1個
初めに揃えたプレイヤーが鳴らします。
人数に合わせて使う枚数が異なります。
ゲームの目的
誰よりも早く同じ産物カードを揃える
ピットpit
①8種類の野菜カードをシャッフルし、9枚ずつ配る
②9枚の手札を全て同じ種類の野菜にするように、全員一斉に交換交渉
③二、三枚交換!と誰とでもいいので交換
④揃ったらベルを鳴らして終わり
⑤以下を繰り返し500点取ったら勝ち
こんな忙し楽しボドゲ!#ボードゲーム#ボドゲ pic.twitter.com/xjYVEyQlh9— フリードマン@ボドゲ (@friedemann212) August 3, 2019
ゲームの準備
・人数の数だけ種類数を選びます(7人プレイ→7種類のカード=7種×9枚=63枚)。
・選んだカードをシャッフルし、全員に配ります。
このとき、まだカードは見ないでください。
・ベルを中央に置いておきます。
・配り終わったら、全員が一斉に手札を見ます。
アクション
各プレイヤーは揃えたいカードを決めたら、カード交換を行います。
カード交換は、リアルタイムで全員がいっせいに行います。
カード交換のときに宣言できるのは1~4の枚数のみ。
このとき、カードの種類は伏せます。
そして、同じ枚数を宣言している人がいれば、交換できます。
例)「誰か3枚!3枚交換!」
「2枚、2枚、2枚!!!」
「おっけー!2枚2枚!はい!」
同じ絵柄のカードが揃うまでひたすら交換を行い、9枚揃ったらベルを鳴らします。
最初にベルを鳴らしたプレイヤーが、カードに書かれている点数を獲得します。
○特別ルール
特別ルールでは、通常ルールで使うカードに以下の2枚のカードを加えます。
- 牛カード
- 熊カード
〇牛カード
どんな種類にもなれるワイルドカードです。
同じ種類のカードを8枚しか持っていなくても、残りの1枚が牛カードならば、そろえたことにできます。
また、手札が10枚の人が同じ種類のカード9枚と牛カードを持っていた場合、得られる点数は倍になります。
〇熊カード
どちらのカードも通常のカードと同じように交換できます。
ゲーム終了
最初に点数が500点に達したプレイヤーの勝ちとなります。
ピットめちゃめちゃ推しボドゲなんですけど、プレイ中必ずめちゃめちゃ煩くなるため騒いでも許される場所でしかできない これはやっと揃って必死にベルを鳴らしたぼく pic.twitter.com/WMdxr9P2Nx
— 蕨 (@warabitrpg) February 11, 2020
Pit(ピット)デラックス版の感想
◎みんなでワイワイやるのにぴったりなゲーム!
こんなの盛り上がるに決まってる!
手番がなく常に全員がプレイするゲームなので、待ち時間がない。
それに、交換するには枚数を宣言しないといけないので、普段静かな人でも「4枚!4枚!4枚!4枚!」と叫ぶのがおもしろい。
ルールも非常に簡単で、年齢関係なくプレイすることができる!大人数の集まりがあるときはピッタリ!
◎集めるカードを変える判断が難しい!
大人数でプレイすると、集めているカードがまったく回ってこないときがある。
これは、自分以外のプレイヤーが同じ種類を集めている可能性があるということ。
これに素早く気付けるかもカギになってくる。
なぜなら、1つの種類に2人以上のプレイヤーが群がっているということは、別の種類のどれかは完全にフリーの状態であるということだから。
どのカードを集めるかを、瞬時に切り替えられるかも重要な要素になってくる。
◎誰と交換するかが非常に大事!
たとえば、終盤で「1枚!1枚!」と叫ぶプレイヤーは、「あと1枚でそろうんじゃないか?」と予想がつく。
また、同じプレイヤーと何度も交換したって同じカードしか回ってこない。
誰とカードを交換するかを瞬時に判断できるプレイヤーが、勝ちに近づく。
○人数が少ないとおもしろさが薄れる
このゲームの楽しいところは、どんどん交換して自分の手札がそろっていくところ。
だから、交換の回数が多いほうが楽しい。
でも、3人でプレイとかだとあんまり交換の回数って多くないんだよね。
少なくとも4人、できるなら5人以上は欲しいなと思った。
○人数が多いなら、牛カードと熊カードは常に入れるべき!
人数が多いほうが確実に盛り上がるのだが、いっぽうでそろえる難易度も高くなっていく。
牛カードがないと全然そろわなくなってしまうなんてこともある。
スピーディーさが売りのゲームなので、あまり長引くとだらけてしまう部分はある。
なので、人が多い場合は、常に牛カードを入れることで、比較的スムーズに1ゲームが終わる。
○10枚の人がかなり有利
牛カードと熊カードを入れると、2人のプレイヤーだけが10枚でプレイすることになる。
このゲームは、手札が9枚か10枚かでかなり勝てる確率が変わってしまう。
なので、牛カードと熊カードを入れる場合は、毎回別のプレイヤーが10枚になるように配慮したほうがいい。
そうすれば、かなり平等な勝負になる。
△あまり点数を気にしないで交換してしまう
このゲームは点数で競うのだけど、正直プレイ中は「何点のカードをそろえよう!」とはならない。
「このカードが集めやすそう!」という思考でプレイする人のほうが、圧倒的に多いと思う。
なので、点数で勝敗が決まるのに、そこにあまり意識が向かないのは残念なところ。
気にせずプレイするなら「先に3回そろえた人が勝ち」とかにして、そろえることに意識を100%もっていくほうがいいかも。
知ったかぶりの評価
大人数の集まりにはもってこいだね。
ただ、プレイ中はけっこううるさいから、その辺は少し気を付けたほうがいいかも。
こんな人に勧めたい
- みんなでワイワイ盛り上がるゲームを探している人
- 子どもが楽しめるゲームが欲しい人
- 考えるより体が動くゲームをやりたい人