今回はボードゲーム「ヌメロン」のレビューを書きました。
お互いに設定した数字を当て合うゲームです。
ヌメロンってどんなボードゲーム?
- ゲーム内容:相手が設定した数字を当てろ!
- プレイ時間:15~20分
- プレイ人数:2人
- 対象年齢 :12歳~
フォロワーのた〜るさん@cask_in_the_pub が来店下さいました😆ヌメロンの大ファンとのことでプレイさせていただきました☺️店長こういう数字序列ゲーム大好き!テレビ番組発祥らしいですね、いつかこのゲームで大会開けるように頑張ります!
店用にと1つ置いてあります興味のある方はぜひ!#ヌメロン pic.twitter.com/StOUQ5pE2k— ローベルクランツ@藤井寺でボードゲームが遊べるお店 (@lorbeerkranzbdg) October 18, 2019
ヌメロンのルールをざっくり箇条書き
コンポーネント
・数字カード:30枚
0~4が2枚ずつ、5~9が4枚ずつあります。
・アイテムカード:14枚(7種類×2)
進行を有利に進めるためのカードです。
各プレイヤーは、ゲームが始まる前に使いたいアイテムを3つ選びます。
・ナンバー履歴記入表:2枚
宣言した数字を記録するために使います。
そこからヒントが落ちるため、非常に重要です。
ゲームの目的
相手よりも先に相手が設定した数字を当てる
ゲームの準備
・お互いに15枚の数字カード(0~4が1枚、5~9が2枚)と7枚のアイテムカードを持ちます。
・15枚の数字カードから、好きなように3桁の数字を設定します。
このとき、同じ数字を使ってはいけません。
・7枚のアイテムカードから使いたいものを3つ選び、オープンします。
・適当な方法で初めのプレイヤーを決めます。
アクション
基本的なアクションは、3桁の数字をコールすることです。
〇コールの仕方
3桁の数字をコールします。
コールされた側は、下のルールに従って答えます。
- EAT・・・数字と場所が同じ
- BITE・・・数字は合ってるけど、場所が違う
例)設定ナンバーが「673」で、相手が「703」とコールしてきた。
この場合、3は場所も数字もあってる、7は数字だけがあってるため、「1EAT,1BITE」と返す。
お互いにコールをしあい、先に相手の設定ナンバーをすべて当て切る=3EATしたプレイヤーはそのゲームを制します。
次は使っていないカードから同じように3枚を選び、再び勝負します。
このとき、アイテムカードは更新されません。
自分が選んだ中で残っているアイテムカードのみを使うことができます。
〇アイテムカード
ここでは、ゲームの進行に影響を与える7つのアイテムについて説明します。
攻撃アイテム
- ハイ&ロー
相手の設定ナンバーの数字がハイ(high)かロー(Low)かを知ることができます。
Highは5~9の数字、Lowは0~4の数字のことです。
例)設定ナンバーが「529」の場合、左から「ハイ、ロー、ハイ」と答えます。 - スラッシュ
スラッシュナンバーを知ることができます。
スラッシュナンバーとは、「設定したナンバーの最大の数-最小の数」のことです。
例)設定ナンバーが「529」の場合、スラッシュナンバーは9-2=7となります。 - ターゲット
特定の数字が使われているかどうかを調べることができます。
ターゲットを使用したプレイヤーは、1つの数字を宣言します。
相手は、もしその数字を使っていた場合、場所も教えなければなりません。
使っていなければ、使っていないことのみを教えます。 - ダブル
2回連続でコールすることができます。
ただし、自分の設定ナンバーの中から、相手が指定した場所の数字1つを教えなければなりません。 - タイム
考慮時間を3分追加することができます。
基本ルールは1分30秒の時間がありますが、ここはお互いの合意のもとで変えてもいいでしょう。
防御アイテム
- シャッフル
自分の設定ナンバーの順番を変えることができます。
変え方は自由なので、アイテム使用前と変えないという選択もありです。 - チェンジ
自分の設定ナンバーの1つを使っていない数字カードと変更することができます。
ただし、前の数字がHigh(5~9)なら同じHighのカード、Low(0~4)なら同じLowのカードから選ばなくてはなりません。
例)設定ナンバーが「683」で「8」の数字を変える場合、選択肢は5,7,9の3つとなります。
攻撃アイテムは自分の手番のとき、防御アイテムは相手の手番のときに使うことができます。
ゲーム終了
先に2回勝ったプレイヤーの勝ちとなります。
新しいボードゲーム入荷しました。ご存知の方多いかもしれません、ヌメロンです。はやくやりたいなー(゜_゜>) #ヌメロン pic.twitter.com/FBDcLTIMK3
— 緑cha (@tomato_umaii) June 13, 2013
ヌメロンの感想
◎廃れないおもしろさ
数年前にテレビでやってたけど、そのときから変わらずにおもしろいね。
数字を設定してそれを当てるというすごくシンプルなルールながら、かなり奥深い勝負が味わえる。
数字を設定する段階から駆け引きは始まっており、いかにして当てにくいであろう数字を設定するかは非常に悩む。
推理していく中で相手よりも先に当てられた時は、めちゃくちゃ嬉しいね。
◎アイテムカードもいい味出してる
アイテムカードは追加できない上に3つしか選べない。
そのため、何を使うかも重要だけど、いつ使うかってのがもっと重要なんだよね。
相手が嫌がる最大のタイミングはどこなのか、それをしっかりと見極めることが大切だね。
〇1回目のコールがかなり重要
正直、1回目のコールでかなり有利不利が出てしまうこともある。
たとえば、相手の設定ナンバーが「386」の場合に、私が「247」をコールするのと「248」をコールするのでは、大きく違ってくる。
前者の場合は「0EAT、0BITE」、つまり247の3つの数字はまったく使われていないことがわかる。
ということは、残りの7つの数字から絞っていけばいい。
対して後者の場合は「0EAT、1BITE」、つまり248のうち1つの数字が使われているけど、それどれかわからないし、場所もあっていないことがわかる。
ということは、どの数字にもまだ可能性がある。
比べると前者の方が圧倒的に絞りやすいよね。
なので、最初のコールは本当に大事。
だからといって、どうにかできるものでもないんだけどね。
2回戦、3回戦目だったら、すでに出された数字から推理もできるかもしれないけど。
△カード立てがない
テレビを見ていた人なら、あのカード立てがあるんだろうなと思うはず。
だが、実際はないので、カードを伏せて行う。
これはかなりマイナスな要素だね。
あの雰囲気そのままにプレイしたいのに、これではできない。
キツネレモンの評価
おもしろいね。
3桁だと運が良くて勝ててしまうこともあるので、そういうのが嫌な人は桁数を増やしてプレイすればいいよ。
ぶっちゃけノートと鉛筆があればできちゃうので、買うかどうかは微妙だね。
こんな人に勧めたい
- 2人で遊べる論理系ゲームを探している人
- ヒントから徐々に迫っていくのが好きな人
- テレビでやってたあのゲームをやりたい人
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