今回はボードゲーム「ナインブレイク」のレビューを書きました。
オセロと足し算が融合したゲームです。
ナインブレイクってどんなボードゲーム?
- ゲーム内容:足し算を駆使してオセロで勝て!
- プレイ時間:10~30分
- プレイ人数:2人
- 対象年齢 :6歳~
ナインブレイク® 6×6 鉄則①
⑴コマはバランス良く使う
⑵常に“9”を意識して(9で防御)
⑶ギリギリまで角トナリ3カ所には置かない
⑷優先で端に置く(2枚で9にできるコマ)
⑸優先で端に置く(裏返すことができなくても)
⑹端ではトナリに置かない
⑺端ではトナリは裏返す#オセロ#マインドスポーツ pic.twitter.com/hZadwdENfE— NineBreak (@nine_break) July 28, 2020
ナインブレイクのルールをざっくり箇条書き
コンポーネント
・ゲームボード:1枚
6×6マスの正方形のボードです。
・4×4用のコマ:16枚(4×4)
黒と赤のコマで、それぞれ1~4までの数字が書かれています。
また、裏は相手の色になっており、そこにも数字が書いてあります。
表と裏の数字を足すと、5になります。
各プレイヤーは8枚ずつ持ちます。
・6×6用のコマ:36枚(6×6)
仕様は4×4のコマと一緒です。
数字は1~6までが書かれており、表と裏を足すと7になります。
各プレイヤーは18枚ずつ持ちます。
ゲームの目的
盤上のコマの過半数を自分の色にする
オセロ (リバーシ) と ナインブレイク® では?
4×4 の場合
あるオセロマスターは、「後手が必ず勝つと証明されている!」と言ってました!
でも、ナインブレイク® では、“先手” でも勝てる方法があります!
それは、“裏返さない手” を使うことです!
「面白い!」
チャレンジしてみてください! pic.twitter.com/WLdsrEWFvK
— NineBreak (@nine_break) July 28, 2020
ゲームの準備(6×6バージョン)
・自分の色を決めます。
・6×6用のコマを18枚ずつ持ちます。
・中央の4マスのお互いの色のコマを2つずつ置きます。
・適当な方法で初めのプレイヤーを決めます。
アクション
このゲームは、オセロに足し算が組み込まれたゲームです。
基本的には交互にコマを置き、間のコマをひっくり返して自分の色にします。
挟んだコマをひっくり返せるかどうかは、条件によって異なります。
〇ひっくり返せる場合
自分のコマの数字の合計が、挟まれた相手のコマの数字の合計よりも大きい。
〇ひっくり返せない場合
挟んだ自分のコマの数字よりも、挟まれた相手のコマの数字のほうが大きいor同じ。
以上の点に注意しながら、お互いにコマを置いていきます。
ゲーム終了
盤上が埋まるorコマが置けなくなったら、ゲーム終了です。
コマの枚数が多いプレイヤーの勝ちとなります。
ナインブレイクの感想
◎オセロとしての戦略性が増してる
通常のオセロってある程度定石ができてるから、それを知ってる知ってないでけっこう勝敗に差が出るんだよね。
対して、ナインブレイクの場合は、足し算を考慮しなければいけないため、通常のオセロよりは差が出にくくなってる。
「足し算が入ってもあんま変わんなくね?」
って思うかもしれないけど、「置いてもひっくり返せない」という選択肢が増えたことで、かなり戦略の幅は広がったよ。
また、置く数字も自分で決められるので、どこにどんな数字を置くかってのもすごく悩ましい。
この辺は、オセロ好きの自分としてはすごく新鮮な部分だったね。
◎知育にピッタリ
もう言われまくってるだろうけど、やっぱり知育にピッタリだろうな。
やっぱり楽しく遊びながら脳を鍛えられるってのがいい。
勉強だと思うと嫌悪感を出す子も、ゲームだと思えばぜんぜん遊んだりするからね。
慣れてきたら掛け算とかにしてもおもしろかったよ。
5と2があると100%一の位が0になるけどね笑。
△ボードゲーム感はあまりない
見た目はそれほどボードゲームっぽくないかも。
ほかのゲームのコンポーネントを見たときと比べると、ワクワク感は少し劣るかな。
オセロを基盤にしているからかもしれないけど、少し固いイメージがある。
やってみるとおもしろいだけに、こういうところは少し気になるね。
キツネレモンの評価
すでに学校や塾なんかに取り入れられているようなので、やっぱり知育にいいんだな。
足し算自体は簡単だけど、戦略のほうでけっこう悩むので、大人の方もぜひ一度プレイしてみてほしい。
こんな人に勧めたい
- 子どもと一緒に遊べるゲームがやりたい人
- オセロが好きな人
- 知育ゲームを探している人
ボードゲームをプレイしていたある日、友人にこんなことを言われました。 パンダゴメスボードゲームっておもしろいけど、おしゃれなゲームってあんまりないよね。もう少しおしゃれだったら、若い人たちも遊びそうなの[…]
海老「3人で遊べるルールが簡単なボードゲームないかな」「初心者や子どもでもプレイできる簡単な3人用ボードゲームってどれだろう?」 こんな疑問をお持ちの方必見です。 今[…]