今回はボードゲーム「ケルト」のレビューを書きました。
※感想が多いので、細かいルール説明はありません!
ツイッターの画像と大まかな説明でご勘弁を!
ケルトってどんなボードゲーム?
・ゲーム説明:カードをうまく出して、自分のコマを進めろ!
・プレイ時間:30分
・プレイ人数:2~4人
・対象年齢 :10歳~
引用:メビウスゲームズ
ケルトのルールをざっくり箇条書き!
コンポーネント
・ゲームボード:1枚
コマを動かしていくボード。
ワインレッド、青、黄、緑、ピンクの5つの道があります。
それぞれの道は、手前のマスほど低い点数になっています。
・数字カード:110枚(5色×22枚)
ワインレッド、青、黄、緑、ピンクのカードが、それぞれ22枚ずつ。
各色、0~10までの数字が2枚ずつあります。
・コマ:20個(4色×5個)
クローバーの形で、白、ネズミ色、茶色、黒のコマが5個ずつあります。
5個のうちの1つは、ほかの4つよりも大きいコマです。
・ポイントマーカー:4個
ボードの外周に置き、自分が現在何ポイント獲得したのかを知っておくために使います。
・特殊タイル:25枚
内訳は以下の通りです。
石タイル(9枚):ゲーム終了後、持っている数に応じて得点が与えられます。
クローバータイル(9枚):もう1マス余分に進めます。
得点タイル(7枚):追加で受け取れる得点です。
引用:メビウスゲームズ
ゲームの目的
カードをうまく出してコマを進め、誰よりも多くの得点を得る。
ゲームの準備
・各プレイヤーは、自分の色を決めてください。
・コマとポイントマーカーを、ボード上の指定の位置に置きます。
・カードを裏向きにしてシャッフルし、8枚ずつ配ります。
残りは山札として置いておきます。
・特殊タイルを裏向きにしてシャッフルし、ボード上の指定のマスに置きます。
すべて置いたら、表向きにします。
・適当な方法で初めのプレイヤーを決めます。
今日のボードゲーム「ケルト」
僕の大好きなデザイナー、ライナー・クニツィアがドイツ年間ゲーム大賞を取った作品!カードを使って遺跡の探検をするゲーム。5種類の遺跡、深く進めば多くの得点!でも遺跡の入口近くは逆にマイナス
全ての遺跡を進むか、限定した遺跡に深く潜るかのジレンマが楽しい pic.twitter.com/xXJvBRYBuC— サンソン@小学校教諭×レク・野外教育 (@oakleyfreak1) June 27, 2020
アクション
手番では、次のアクションを順番に行います。
- カードを1枚出す
- コマを進める
- カードを補充する
① カードを出す
プレイヤーは、進めたい色のカードを自分の前に出します。
つまり、同じ色をたくさん出したいなら、初めに出すカードは0や10といったカードがいいでしょう。
また、進めたいコマがない場合は、カードを1枚「共通の捨て札エリア」へ置くことができます。
同じ色のカードは、重ねて置いてください。
この場合、②を飛ばして③を行います。
② コマを進める
出したカードの色の道へコマを1つ進めます。
この時、自分のコマを2つ以上同じ道へ進ませることはできません。
また、大きなコマは点数が2倍になりますので、タイミングを見計らって進めてください(マイナス点も2倍になる)。
さらに、特殊タイルが置いてあるマスに止まった場合は、タイルに応じて追加アクションを行います。
・クローバータイル・・・さらに1マス先へ進めます。
・得点タイル・・・即時、書かれた点数を受け取ります。
③ カードを補充する
山札、または、共通の捨て札に置かれた一番上のカード1枚を受け取ります。
・①②③を終えたら、手番が変わります。
アクションを交互に行い、次の条件を満たしたらゲーム終了です。
〇山札がすべてなくなる
〇全部で5つのコマが特定のエリアへ入る
・コマの場所に応じて得点を計算し、もっとも多くの点数を獲得したプレイヤーが勝者となります。
ケルトの感想!
◎どのコマを進めるか悩ましいところがいい
これ5つのルートすべてを開拓しようとするのは無理よ。
変に進めると、マイナスエリアで止まっちゃうからね。
だから、ある程度絞る必要がある。
絞るには、最初の手札が重要。
このときにすべての色がまんべんなくあると、かなりやっかいよ。
どこかの色に偏ってくれてたほうがやりやすい。
まあ、やっかいな手札からどう進めていくかを考えるのも、楽しいんだけどね。笑
序盤からかなり気の抜けないゲームだなと感じた。
〇共通の捨て札が、かなり重要
コマを進めたくないときは共通の捨て札を使うけど、何を捨てるのかも非常に重要。
なぜなら、ほかのプレイヤーの手助けになってしまうこともあるから。
なので、そうならないように、相手がどのカードを欲しがっているのかもよく見ながら捨てる必要がある。
ここをうまく考えながらできると、自分のペースで進められそう。
〇石タイルをどう取るか
石タイルは0個だと-4点、5個だと10点。
これを見ると、めちゃくちゃ大事ってことがわかる。
ただ、石タイルは9個しかないので、ボード上で場所が明らかになった時点で、戦略を立てなきゃいけない。
この辺の感覚はかなり難しいかな。
△運要素がけっこう大きい
どうしてもカードによって有利不利がある。
引くカードもそうだし、最初に配られるカードもそう。
そういう意味ではバトルラインとかもそうなんだけど、バトルラインの場合は、戦略の面でかなりカバーできる。
一方で、ケルトの場合は、そううまくいかないなと感じた。
私からすると、ここはかなり気になるところかな。
知ったかぶりの評価
このくらいの評価。
同じ感想を持つ人が多いんじゃないかな。
こんな人に勧めたい
・2~4人用のゲームを探している人
・与えられた選択肢から戦略を立てるのが好きな人
・「複数のコマを同時に動かす」みたいなプレイが好きな人