今回はボードゲーム「頭脳絶好調」のレビューを書きました。
みんなで協力して獲物を倒すのですが、裏切りもあるゲームです。
頭脳絶好調ってどんなボードゲーム?
- ゲーム説明:すべてのマークでまんべんなく点を取れ!
- プレイ時間:30~60分
- プレイ人数:1~4人
- 対象年齢 :8歳~
引用:Hobby Japan
頭脳絶好調のルールをざっくり箇条書き
コンポーネント
・ボード:1枚
正六角形が敷き詰められたボードです。
このうち対角線上にある6つの正六角形には、6種類のマークが1つずつ描かれています。
プレイする人数によって、使う広さが変わります。
・タイル:120個
正六角形が2つくっついたタイルです。
各タイルには、6種類のうちいずれかのマークが描かれています。
・タイルたて:4枚
タイルを立て掛けるためのものです。
自分だけが見えるようにします。
・得点ボード:4枚
6個のマークごとに0~18までの点数が書かれています。
・得点マーカー:24個(6種類×4個)
各プレイヤーは6種類ずつ持ちます。
得点ボードに置き、マークごとに何点を獲得しているのかを示します。
・袋:1個
この中にタイルを入れ、ランダムに取っていきます。
ゲームの目的
6個のマークでまんべんなく点を取っていく
今日の昼ボードゲームは『頭脳絶好調』『ピッグテン』でした。 pic.twitter.com/M0gYnF9b
— 長谷川登鯉 (@bodogedama) February 14, 2013
ゲームの準備
・各プレイヤーは、それぞれの得点ボード上の「0」に6個の得点マーカーを並べます。
・タイルを袋の中に入れて混ぜ、それぞれ6枚ずつ引き、タイル立てに立て掛けます。
・適当な方法で初めのプレイヤーを決めます。
アクション
手番では、以下の3つを行います。
- ボード上にタイルを1枚置く
- 得点計算をする
- タイルを補充する
①ボード上にタイルを1枚置く
ボード上の好きな場所にタイルを置きます。
ボードの外にはみ出ていなければ、どこに置いてもOKです。
ただし、最初の手番だけは、もともとボード上に描かれているマークに隣接するように置かなければなりません。
②得点計算をする
置いたタイルに応じて得点計算をします。
ポイントは、「置いたタイルがどれだけ同じマークと隣接しているか」です。
確認するときは、まず置いたタイルのマークの周り5方向に同じマークがないか調べます。
あった場合、その直線上にさらに同じマークがないかを調べます。
この隣接していてなおかつ直線方向にある同じマーク1つにつき1点がもらえるのです。
ちょっとわかりにくいかもしれないので、図を参考にしてください。
得点計算を行ったら、対応する得点マーカーを動かします。
③タイルを補充する
タイルの補充の仕方は、以下の2通り
- 置いた分だけ袋から補充する
- すべてのタイルを入れ替える
〇置いた分だけ袋から補充する
ボード上に置いたタイルの数だけ袋から取り出します。
常に自分のタイル立てに6枚あればOKです。
〇すべてのタイルを入れ替える
自分の6つのマークでもっとも点数が低いマークが描かれているタイルを1枚も持っていない場合は、すべてのタイルを入れ替えることができます。
まず、プレイヤーは手持のタイルを公開し、特定のマークのタイルがないことを証明します。
その後、袋から6枚のタイルを引き抜き、代わりに公開したタイルを袋の中に入れます。
・①~③を行ったら手番を交代します。
ゲーム終了
タイルが置けなくなった時点でゲーム終了です。
お互いの得点ボード上の最低点のマークを比べ、その中でもっとも多くの得点を獲得していたプレイヤーが勝利となります。
頭脳絶好調! pic.twitter.com/gyOKHsvpzi
— ぎょくさいさん (@GyokusaiS) February 24, 2018
頭脳絶好調の感想
◎最低点で比べるってのがいい
総合得点でも最高得点でもなく、最低得点で比べるってのがおもしろいね。
ほかのゲームだと、どこか一か所が突出していれば勝ちやすいものが多いけど、頭脳絶好調においてはそうはいかない。
広く盤面を見て、すべてのマークで同じくらいの点数を取っていく必要がある。
かなりジリジリとした戦いだけど、こんな風に戦況を評価しながら戦うゲームは初めてで、おもしろかった。
◎終盤の「天才!」宣言は重要
この手のゲームで必ずといっていいほど頭を悩ませるのが、自分の置きたい場所に先に置かれること。
これをされると、こうやって点数を取ろうって思ってたのが一気にひっくり返る。
頭脳絶好調の場合はさらに、ある特定のマークが18点に達したらもう1枚置けるというルールがある。
このルールにより、「1個ずつ置く」という前提条件さえも崩れることがあるので、そういったところも気にしなければならない。
最初プレイした時は「これでなんか変わるの?」って思ってたけど、プレイしてみると意外に重要だった。笑
△タイルがはめ込み式だったらな…
ゲームで使うボードは、くぼみがあるものではなく平面上のもの。
なので、タイルを置くときにズレやすい。
けっこうな量を置くゲームなので、このズレやすさは少し気になるところ。
調べたところ、頭脳絶好調ミニ(2人専用)に関しては、はめ込み式なのかな?
知ったかぶりの評価
なかなかにおもしろい。
派手な展開はないので、そういったゲームでも楽しめる人ならいいと思う。
こんな人に勧めたい
- タイルを配置するゲームをやりたい人
- ほどよく頭を使うゲームを探している人
- 4人まで遊べるゲームを探している人
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