今回はボードゲーム「ごきぶりデュエル」のレビューを書きました。
ごきぶりを自分の陣地に引き寄せるゲームです。
ごきぶりデュエルってどんなボードゲーム?
- ゲーム内容:ごきぶりをおびき寄せろ!
- プレイ時間:15~25分
- プレイ人数:2人
- 対象年齢 :8歳~
引用:メビウスゲームズ
ごきぶりデュエルのルールをざっくり箇条書き
コンポーネント
・ゲームボード:1枚
9×4マスの縦長のボードです。
・ごきぶりコマ:4つ
このごきぶりを奪い合います。
・〇×タイル:4つ
〇のタイルが3つ、×のタイルが1つです。
・王様ごきぶりコマ:1つ
一度に2マス進むコマです。
特殊ルールで使用します。
(今回は割愛)
ゲームの目的
相手を出し抜いて、ごきぶりを自分の陣地に引き寄せる
引用:メビウスゲームズ
ゲームの準備
・ボード上の中央4マスにごきぶりコマを配置します。
・適当な方法で「だまし屋」と「予想屋」を決めます。
アクション
だまし屋と予想屋は、それぞれ以下のアクションを行います。
- だまし屋・・・○×タイルを並べる
- 予想屋 ・・・〇のタイルがどこにあるか当てる
〇だまし屋
予想屋が×を選ぶ場所を予想し、4つのタイルを並べます。
〇予想屋
どこに〇のタイルがあるかを予想し、選んでいきます。
・〇を選んだ
みごと〇のタイルを選んだ場合は、その列のごきぶりコマを1マス自分側に動かします。
その後、再びタイルを選びます。
・×を選んだ
×のタイルを選んでしまった場合は、ひっくり返していないタイルの列のごきぶりコマを相手側に1マス移動させます。
その後、だまし屋と予想屋を交代します。
交互にだまし屋と予想屋をプレイし、ごきぶりコマを自分側に引き寄せていきます。
ゲーム終了
ごきぶりコマのうち、どれか1つでも自分の陣地の一番手前に引き寄せたプレイヤーの勝ちとなります。
ごきぶりデュエル pic.twitter.com/3bXYCk3Q5D
— メガネ (@7Hatanoke) December 2, 2019
ごきぶりデュエルの感想
◎シンプルな心理戦
ごきぶりポーカーの2人用みたいなイメージかな。
内容は非常にシンプルで、ザ・心理戦みたいな感じ。
迷ってくると全部×なんじゃないかと思えてくる笑。
〇×の置き場所が重要
×の列は絶対にコマが相手側に行かないんだよね。
なので、それを考慮して置いていく必要がある。
ゲームが進んでいくと、ごきぶりの場所も変わるため、この部分がさらに重要になってくるね。
相手側に行ったごきぶりの列に×を置いて、それ以上進めなくするのが無難。
でも、それを逆手にとってこちら側に引き寄せる可能性を作るか。
非常に悩ましいね。
△ルールに目新しさを感じなかった
当たれば自分側に、そうじゃなければ相手側に。
ここに何かもう一つあったら良かったな。
たとえば、シトラスポット。
あれはレモンを重ねることができたり、一度チェックしたオレンジも再チェックできるなど、細かいところで重要なルールが多い。
心理戦はシンプルなものも複雑なものも好きなんだけど、個人的には後者のような、いろんなルールをうまく使った心理戦のほうが好みかな。
△ごきぶりを引き寄せたら勝ち?
ごきぶりポーカーは、嫌な動物を相手に押し付けるゲームだった。
対して、このごきぶりデュエルはなぜか引き寄せたほうの勝ち。
正直、プレイするまではルールを間違えて覚えてたね。
相手に押し付けるもんだとばかり。
細かいところだけど、なんかしっくりこなかったな。
キツネレモンの評価
少し辛めの評価。
特にこういったシンプルな心理戦は個人差があると思う。
こんな人に勧めたい
- 2人で遊べる心理戦ゲームをやりたい人
- ルールがシンプルなゲームをやりたい人
- ごきぶりOKな人
ボードゲームをプレイしていたある日、友人にこんなことを言われました。 パンダゴメスボードゲームっておもしろいけど、おしゃれなゲームってあんまりないよね。もう少しおしゃれだったら、若い人たちも遊びそうなの[…]
海老「3人で遊べるルールが簡単なボードゲームないかな」「初心者や子どもでもプレイできる簡単な3人用ボードゲームってどれだろう?」 こんな疑問をお持ちの方必見です。 今[…]