今回はボードゲーム「ガイスター」のレビューを書きました。
※感想が多いので、細かいルール説明はありません!
ツイッターの画像と大まかな説明でご勘弁を!
ガイスターってどんなボードゲーム?
・ゲーム説明:良いおばけか悪いおばけか見極めろ!
・プレイ時間:10~20分
・プレイ人数:2人
・対象年齢 :8歳~
引用:メビウスゲームズ
ガイスターのルールをざっくり箇条書き!
コンポーネント
・ボード:1枚
6×6のマス目があります。
・良いおばけ:8個
中央に青いマークがあります。
・悪いおばけ:8個
中央に赤いマークがあります。
ゲームの目的
・悪いおばけを取らせながら、良いおばけをボード隅のゴールに運ぶ。
今日はガイスター(´ω`)最近は軽いのやけど何かしらしてる(゚∀゚) pic.twitter.com/qJH2NSaG4T
— れむ亭@次回開催未定 (@remu_tei_) June 15, 2020
ゲームの準備
・各プレイヤーは、良いおばけと悪いおばけを4個ずつ持ちます。
・それぞれ、ボードの自分側4×2マスに好きなようにおばけを配置します。
・このとき、おばけについている青と赤のマークが自分側(相手に見えないよう)になるように並べます。
・適当な方法で初めのプレイヤーを決めます。
アクション
・プレイヤーは、1体のおばけを上下左右のどこか1マスに動かします。
・このとき、移動先のマスに相手のおばけがあった場合は、そのおばけを取ります。
・交互にコマを動かし、以下の条件のどれかを満たしたら勝利となります。
勝利条件
- 相手の良いおばけを、4つすべて取る
- 自分の悪いおばけを、4つすべて取らせる
- 自分の良いおばけを、相手側のボードの隅まで運ぶ
ガイスター pic.twitter.com/Z0ZL2vSEb0
— 劇場版トマト紳士 (@syanana119) June 20, 2020
ガイスターの感想!
◎おばけを取る、取られるたびに動きが変わるところがおもしろい
たとえば、自分の良いおばけを2個、3個と取られてしまうと、今まではガンガンいっていたのに、良いおばけの進行をためらってしまう。
逆に、相手の悪いおばけを2個、3個と取ってしまうと、相手との接触を避けるようなプレイになる。
もちろんこれは自分の場合で、そんなの気にせずグングン進める人もいるし、最初からかなり慎重なプレイを見せる人もいる。
心理戦のおもしろいところは、こんな感じで人の性格がプレイに反映されるところだと思ってる。
特にこのゲームに関しては、その部分が如実に現れるので、おもしろい。
◎最初のおばけの配置が迷う
一度プレイしてみるとわかるけど、最初におばけをどう配置するかって結構重要よ。
なぜかというと、この時点で自分の頭の中にはある程度の目星をつけてるから。
「あいつは良いおばけを後ろ側で隠しそうだな」
「あいつは性格的に前4つがすべて良いおばけってのもありえる」
みたいな感じでね。
そうなると、その裏をかくか、それともそのまま行くかみたいな悩みも生まれる。
けっこう悩ましいね。
△選択肢が〇か×かのようなところがもったいない
おばけの動向に応じてアクションに心情が現れるところは良いんだけど、選択肢が少ない部分が残念と言わざるを得ない。
たとえば、人狼だと一人の役職にもいろいろな可能性がある。
市民なのか人狼なのか占い師なのか狩人なのか。
心理戦をやるなら、こんな風にたくさんの選択肢があるほうが、いろんな展開が生まれておもしろい。
ガイスターの場合だと、究極、目の前のおばけが悪いやつか良いやつかの2択なんだよね。
そうなると、運でも勝ててしまうことがある。
「人狼でも、たまたまうまくいっちゃうことあるよ」
との指摘もあるかもしれないけど、人狼とガイスターを考えたときに、どちらのほうが「運で勝ってしまう確率」が高いかを考えたら、ガイスターだと私は思う。
自分の感覚的には、
人狼・・・ 運:心理=1:9
ガイスター・・・運:心理=5:5
くらいかな。
もちろん、これは私個人の感じ方なので、いろんな意見はあると思う。
ただ、私には「心理戦なのに、運でもけっこう勝ててしまうところ」が気になったかな。
でも、今冷静になって考えてみたら、「ゴキブリポーカー」とか「シトラスポット」とかも核の部分は2択じゃね?って思ってしまった。
それなのに、私はおもしろいって評価してる…。
結局、「好み」で片付けるしかないのかもしれない。
知ったかぶりの評価
自分としては、この評価。
初心者の人が心理戦を楽しみたいならいいと思う。
ルールも簡単だからね。
こんな人に勧めたい
・手軽に心理戦を楽しみたい人
・2人専用のゲームを探している人