今回はボードゲーム「エレベータ前で」のレビューを書きました。
※感想が多いので、細かいルール説明はありません!
ツイッターの画像と大まかな説明でご勘弁を!
エレベータ前でってどんなボードゲーム?
・ゲーム説明:エレベータの列に横入りしろ !
・プレイ時間:20分
・プレイ人数:2~4人
・対象年齢 :8歳~
エレベータ前でのルールをざっくり箇条書き
コンポーネント
・人物カード:35枚(5色×7枚)
赤・青・黄・緑・茶の5色のカードです。
各色には、男の子・女の子・お父さん・お母さん・おじいちゃん・おばあちゃん・迷子の7人がいます。
・エレベータカード:9枚(3色×3枚)
ラウンドごとに使うカードが、英数字で示されています(I・Ⅱ・Ⅲ)。
カードには、並ぶ順番に応じた点数が書かれています。
また、エレベータごとに得点が2倍になる人物も描かれています。
・ファミリーカード:5枚(5色×1枚)
誰がどの色なのかを把握するために使います。
人物カードを置いたとき、誰の前に割り込むかも書いてあるので、ルール表的な役割もあります。
・スコアシート
ラウンドごとに点数を記入していきます。
ゲームの目的
ラウンド終了までに、自分の色の人物カードをエレベータの前に並べる
ゲームの準備
・すべての人物カードをシャッフルします。
・各プレイヤーはそれぞれの色を決め、シャッフルしたカードから自分の色を2枚受け取ります。
・3色のエレベータカードをⅠ、Ⅱ、Ⅲの順で重ねて、縦に並べます。
・エレベータカードの右側に、人物カードの山札から1枚ずつ取って並べます。
・残りの山札は適当に三等分して、エレベータカードの左側に置いておきます。
・適当な方法で初めのプレイヤーを決めます。
アクション
手番で行うアクションは、「手札から1枚のカードを好きなエレベータの最後尾に出して、好きな山札から1枚引く」のみです。
出した人物カードによって、以下の2つのルールで処理をします。
- 割り込みルール
- カフェルール
割り込みルール
人物カードを出すと、ある特定の人物の前に割り込むことができます。
割り込む人 | 割り込まれる人 |
男の子 | お母さん |
女の子 | 男の子 |
お父さん | おばあちゃん |
お母さん | お父さん |
おじいちゃん | 女の子 |
おばあちゃん | おじいちゃん |
その列に特定の人物がいない場合は、最後尾に並べるだけです。
また、迷子だけは、同じ列の中で最もエレベータに近い同じ色の人物カードを後ろに連れてきます。
カフェルール
そのエレベータの列に同じカードが3枚並んだ場合、カフェに行ってしまいます。
つまり、列から抜け出すということです。
このときに獲得した3枚のカードは、1セットで1点になります。
その代わり、カフェルールで獲得した時は、1セットで2点になります。
カフェルールをうまく使うことで、列の順番が大きく入れ替わります。
ゲーム終了
順番にカードを出していき、山札がなくなったら、全員があと1回だけプレイしてラウンドを終了します。
ラウンドごとに点数を計算し、3ラウンド終了した時点で最も多くの点数を獲得していたプレイヤーが勝利となります。
先日購入した「エレベータ前で」を嫁とプレイしましたー!
4人まで遊べるゲームだけど、2人でも充分楽しめるやつだったし、何より絵が好きです(*・∀-)b
何度もやりたいボドゲがまた1つ増えてしまった( ^ω^ )#エレベータ前で pic.twitter.com/EbDO0aroU0— kou (@kmk_never) July 24, 2019
エレベータ前での感想
◎テーマ性がめちゃくちゃある!
まずテーマがいいね。
「エレベータの前にどれだけ割り込めるか」っていう今までになかった発想。
この時点でおもしろい。
またこのテーマがうまくゲームに組み込まれてるのよ。
こんな風に、テーマがしっかりとゲームに反映されてるのはいいね。
◎出てきたカードを考えながらプレイするとより楽しい
このゲームを最高に楽しもうと思ったら、場のカードを見てるだけじゃだめだと思う。
それだと行き当たりばったりになるからね。
場に出ているカードから、残りの山札に何があるのかを考えながらプレイすると、かなり脳みそがギュンギュンする。
最後の最後まで気が抜けないゲームなので、こういったところも気にしながらやると、より楽しいよ。
〇カフェルールがかなり肝
カフェルールはかなりやっかいよ。
津波のようにかき乱していくからね。
特に山札がもうなくなりそうっていう終盤にやられると、とんでもないことになる。
ただ、同じ人物カードは5枚しかない。
それに対してエレベータは3機もあるので、うまくプレイすれば、カフェ行きを避けることもできる。
その場その場に応じて、プレイを変えていくことが重要。
〇最後のラウンドで逆転も十分可能
ラウンドを重ねるごとに獲得できる点数が高くなっているので、3ラウンド目の逆転も十分ありうる。
最後まで割り込む姿勢を忘れてはいけないね。
〇運要素も大きい
手札が2枚なので、けっこう運要素が大きいね。
でも、山札を3つに分けているので、思ったよりも気にならないかも。
ただランダムに1枚が与えられるわけじゃなくて、3つの山札から選ぶっていう工程が挟まれるからね。
プレイしてみるとわかるけど、どの色のカードを引くかっていうのもけっこう重要なのよ。
これらのことから、それほどバランスが悪いとは思わなかった。
知ったかぶりの評価
おもしろい。
「割り込む」っていう嫌な行為のはずなのに、このゲームはそれが目的だから、なんか可笑しい。笑
ルールも簡単だしファミリーカードもあるから、「わからなくて困る」ってこともない。
こんな人に勧めたい
・手軽に遊べるカードゲームをやりたい人
・2~4人で遊べるゲームを探している人
・エレベータの列に割り込みたい人