今回はボードゲーム「カルカソンヌ」のレビューを書きました。
※感想が多いので、細かいルール説明はありません!
ツイッターの画像と大まかな説明でご勘弁を!
カルカソンヌってどんなボードゲーム?
・ゲーム説明:タイルをうまく配置し、相手よりも多くの点を取れ!
・プレイ時間:30~45分
・プレイ人数:2~5人
・対象年齢 :7歳~
引用:メビウスゲームズ
カルカソンヌのルールをざっくり箇条書き!
コンポーネント
・地形タイル:72枚
道路、都市、修道院がランダムに描かれています。
また、1枚だけ裏面のデザインが異なる、スタートタイルがあります。
・ミープル:40個(5色×8個)
赤、青、黄、緑、黒の5色がある、人型のコマです。
ミープルを置くことで、所有権を示すことができます。
・得点ボード:1枚
8個のミープルのうち1個を置き、ゲーム中点数を獲得したら、動かしていきます
引用:メビウスゲームズ
ゲームの目的
タイルとミープルをうまく配置し、誰よりも多くの点を獲得する
夫婦カルカソンヌ。
うちのカルカソンヌは毎回「宿屋と大聖堂」の拡張が入る。
旦那、いつも草原に熱くなりすぎて駒がなくなり負けるので舐めてかかってたら、最後に草原で逆転された😭。
今回は草原に熱くなるべきだった。 pic.twitter.com/RgDnScs7JS— かも (@kamo_nanokamo) May 17, 2019
ゲームの準備
・各プレイヤーは、自分の色を決めてミープルを受け取ります。
・自分のミープルの1つを、得点ボードの「0」のところに置きます。
・スタートタイルを表にして真ん中に置きます。
・残りの71枚の土地タイルを裏向きにしてシャッフルし、いくつかの山に分けます。
・適当な方法で初めのプレイヤーを決めます。
アクション
手番では、以下の順でアクションを行います。
- 地形タイルを引いて配置する
- ミープルを配置する(自由)
- ポイント計算をする
① 地形タイルを引いて配置する
プレイヤーは、どれかの山札から地形タイルを引き、場に配置します。
配置するときは、絵柄がつながるようにしなければなりません。
② ミープルを配置する
プレイヤーは、状況に応じて好きなようにミープルを置くことができます。
ミープルの置き方は、次の4通り
- 道路をまたぐように置く
- 都市の一部に置く
- 修道院に置く
- 草原に寝かせる
(ただし、もともとつながっていなかった道路や都市が、後々つながってしまった場合は、OKです。)
また、置いたミープルはポイント計算が行われるまで回収できないので、そこもうまく考えて配置する必要があります。
③ ポイント計算をする
地形タイルを配置したことで、以下のような状況になったらポイント計算を行います。
〇道路
つながっている道路の両端が行き止まりになるor道路が環状になる。
→つながっている道路タイル×1ポイントを得る。
〇都市
周りは城壁によって囲まれ、内部に空白の部分がない。
→つながっている都市タイル×2ポイントを得る。
また、都市内部に盾形の紋章マークがあれば、1つにつき2ポイントを得る。
〇修道院
修道院の周りに8枚のタイルが置かれる。
→9ポイントを得る(修道院のタイル+8枚)。
〇草原
すべてのタイルが置かれた後、草原が接している完成した都市数×3ポイントを得る。
ポイント計算をしたら、得点ボード上のミープルを動かします。
タイルに置いたミープルも、このタイミングで回収できます。
草原に寝かせたミープルだけは、最後まで回収できないので注意してください。
・すべての地形タイルを配置し終わったら、未完成の建物と草原を確認します。
未完成の道路、都市、修道院
→つながっているタイル数×1ポイントを得る(修道院は修道院のタイルも含む)。
・すべてのポイント計算を終えた時点で、もっとも多くのポイントを獲得していたプレイヤーが勝利となります。
カルカソンヌ
ガチ勢と遊びました。タイルごとに「こんなメリットデメリットがあるよ」って教えてくれて、「これはどこに置くのがいいでしょう」ってクイズ出してくれてめっちゃ面白かった!もちづき理論も一個覚えたぞ。
大会に出る人は時間制限の中でこんな思考でプレイしてるんだな。すごい。#ム19 pic.twitter.com/9bpHuqPl1K— ムラ (@mura_bg) March 26, 2019
カルカソンヌの感想!
◎かなりおもしろい
タイルを引いて配置するだけ。
これだけなんだけど、本当に重厚な勝負が楽しめる。
大事なのは、どこにタイルを配置するか、どのタイミングでミープルを置くかなんだけど、本当に迷うね。
得点も、最後に集計じゃなくてその時その時で数えていくから、常にポイントを意識したプレイになる。
プレイした後は、いろんなところへ気を配るのが重要だと感じたね。
上達したらもっと楽しいんだろうな。
〇運と戦略のバランスがいいね
このゲームは山札から引いてきたタイルを使うため、ある程度の運要素がある。
だけど、比重が運よりもタイル配置の戦略にあるから、納得感のあるプレイができる。
このバランスが悪いとゲームもおもしろくないし、終わった後の納得感もない。
「結局、運で決まるのか」とかね。
私の感覚だと、カルカソンヌは「運:戦略=2:8」くらいに感じたかな。
何にせよ、楽しいゲームであることは間違いない。
〇草原のタイミングが難しい
ポイントはめちゃくちゃ高いんだけど、唯一最後まで回収できない草原。
この草原をどう使うかが、けっこう勝敗に響いてくる感じがした。
都市が完成しないと意味ないので、中~終盤くらいで置くことになるんだけど、そのタイミングを間違えると、相手に取られたり残りのミープルのやりくりに苦しんだりする。
うまい人は置くタイミングばっちりなんだろうな。
〇2人だとガチガチ、人数が増えてくとワイワイになる
2人プレイだと、かなりガチガチのゲームになるよ。
2人とも集中してるから、あんまり会話もないね。
人数が多くなるにつれて、「特定のだれかを狙う・わざとミープル同士を鉢合わせる」みたいな遊び心を入れたプレイも出てくるので、ワイワイ度が増す感じ。
個人的には、2人プレイのほうが好きかな。
理由は、複雑なアブストラクトゲームをしているような感覚になるから。
ちなみに、このゲームは世界選手権も行われており、そこでも2人プレイが採用されてる。
知ったかぶりの評価
おもしろい。
アブストラクトをプレイしてる感覚にかなり近い。
それ系のゲームが好きな人にはおすすめ。
こんな人に勧めたい
・タイル配置系のゲームをやりたい人
・2人だとガチガチ、3人以上だと割とワイワイやれるゲームを探している人
・プレイが簡単なゲームが欲しい人