【2021年版】2人で遊べるおすすめボードゲーム50選

ボードゲームには、2人専用のゲーム・2人で遊んでも楽しいゲームがたくさんあります!
そこで今回はボドゲ歴4年の私が

 2人用・2人で楽しめるボードゲームを50個ご紹介します。

 

尚、各ゲームでは、以下の5項目で評価をつけています。

  1. おすすめ度
  2. 戦略度
  3. 実力度
  4. 難易度
  5. にぎやか度

 

おすすめ度・・・私が2人用として勧めたいかどうか、もう一度やりたいと思うか

おすすめ

 

戦略度  ・・・じっくり戦略を練るのか、ころころと変わる場に合わせていくのか

戦略度

 

実力度  ・・・実力がものを言うゲームか、運要素が大きいゲームか

実力度

 

難易度  ・・・ルールが難しいorアクションが複雑か、簡単orアクションが単純か

難易度

 

にぎやか度・・・わいわい盛り上がるゲームか、クールに腰を据えてやるゲームか

にぎやか度

※あくまで私個人が感じた感想ですので、一つの意見としてみてください!

 

キツネレモン
それでは、紹介していきます!

 

目次
スポンサーリンク

2人専用のボードゲーム26選

まずは2人専用のボードゲームを紹介します。

2人で遊ぶためのゲームですので、まずはここから探すのが良いでしょう。

 

①パッチワーク

  • プレイ人数:2人
  • プレイ時間:30分

さまざまな形の布タイルをパズルのように置き、9×9マスのボードを埋めていくゲームです。

布タイルは、自分が持っているボタンで買うことができます。
タイルの中には、ボタンを回収できるものもあるのですが、そういったタイルは面積が小さい!

勝利点にもなるボタンを拾うか、面積の大きいタイルを拾うか、非常に悩みます。

 

 キツネレモンの評価

パッチワーク評価

基本アクションは「タイルを買う→買ったタイルを置く」だけなのに、非常に奥が深い!
毎回同じタイルを拾えるかもわからないため、いろんな展開になります。

また、ぱっと見複雑そうに見えますが、プレイしてみるとなんてことないです。
1回プレイすれば、2回目からは戦略練りながらプレイできますよ。

 

②ゴブレット・ゴブラーズ

  • プレイ人数:2人
  • プレイ時間:5~15分

大・中・小、3つのコマを駆使して戦う、〇×ゲームです。

このゲームの特徴は、大きく2つあります。
一つは、小さなコマの上から、それよりも大きなコマをかぶせることができる点。

もう一つは、手元のコマだけでなく、すでに置かれているコマを動かすこともできる点。
この2つの特殊なルールが、〇×ゲームを、よりハイレベルなものにしています。

 

 キツネレモンの評価

評価2

ルールは非常に簡単ですぐに覚えられます。
それなのに戦略性が高いところは高評価。

また、被せたコマをしっかりと把握していないと、うっかり負けることもあって面白いですね。
ただ、もとが〇×ゲームであるため、”何回もやろう!”となるようなゲームではなかったです。

ゲームを何個か持ってて、合間合間でやるくらいがちょうど良さそう。

 

③バトルライン

  • プレイ人数:2人
  • プレイ時間:~30分

3枚のカードでフォーメーション(役)を作って勝負し、フラッグを獲得していくゲームです。

フラッグは全部で9つあり、一定数のフラッグを手に入れられれば勝利です。
カードを使って作れる役は全部で5種類あるのですが、大事なのは3つの項目。

  1. どの役で勝負するか
  2. どのフラッグで勝負するか
  3. いつ勝負するか

この3つが常に頭を悩ませます。

 

 キツネレモンの評価
評価3

2人専用なら個人的に1位のゲームです。
運と戦略のバランスがこれほど良い2人用はなかなかないのでは?

2人で遊べるボードゲームを探しているなら、必ず遊んでほしいですね。
ルールもそれほど難しくないので、1度プレイすれば2戦目からは戦略を練りながらできますよ。

 

④ノッカノッカ

  • プレイ人数:2人
  • プレイ時間:5~15分

交互にコマを移動させ、先にあるゴールエリアを目指すゲームです。

5×6マスのフィールドで白と黒に分かれ、5つのコマを使って戦います。
自分のターンでは、コマをたて、よこ、ななめに1マス移動させることができます。

このとき移動先にコマがあった場合、そのコマの上に乗せることができます(最大3段まで)。
下にあるコマは動かすことができませんので、この特徴をうまく使って進める必要があります。

 

 キツネレモンの評価
評価4

感覚としては、算数チックなところがあるので、理系の人のほうが得意な印象です。
私は将棋やオセロが大好きなので、この手のゲームはすごく好きですね。

あと、コンポーネント(ボードゲームの内容物、部品)がめちゃくちゃシンプルでおしゃれなのも特徴。
高級チョコレートが入ってそうな箱に入ってるし、中身もそれっぽいです。

 

⑤TOKYO HIGHWAY (トーキョーハイウェイ)

  • プレイ人数:2人
  • プレイ時間:30~50分

高速道路を作って、車を走らせていくゲームです。

先に10個の車コマを置いたプレイヤーが勝ちとなります。
車コマを置くには、自分の道路が相手の道路を超えるorくぐるように設置する必要があります

どのように交差させるかが、非常に悩ましいです。
道路を作るときに、相手のコマや道路、柱を動かしてしまうとペナルティをくらうので、器用さが求められるゲームです。

 

 キツネレモンの評価
評価5

とにかくおしゃれです
ゲーム中の状態で置いておいたら、何かの作品に見えますよ。

車を置くときは専用のピンセットを使うのですが、これがまあ器用じゃないとなかなかに難しいです。
「一風変わったボードゲームをやりたい!」という人には、特におすすめですね。

 

⑥きょうあくなまもの

  • プレイ人数:2人
  • プレイ時間:10分

カードを出し、その効果で相手のライフチップ4枚を削っていくゲームです。

使う道具は16枚のカードのみで3枚の魔物カードと13枚の呪文カードで構成されています。
基本的なアクションは、山札からカードを1枚引き、カードを2枚プレイするというもの。

ゲームの肝となるのは、相手の呪文を無効化するカウンターチップ。
このカウンターチップをいつ使うかが、勝敗を分けると言っても過言ではありません。

 

 キツネレモンの評価
評価6

名前に反して絵柄がポップなのがいいですね。
プレイしてみると、思ったよりも単純にはいかず、かなりバランスが取れています。

また、同じカードが1枚もないため、同じ手札になることが少なく、毎回戦術が変わるのもいいところ。
連続でも遊びたくなるゲームですね。

 

⑦ヌメロン

  • プレイ人数:2人
  • プレイ時間:10分

0~9から3つを使って設定した数字の組み合わせを、相手より先に当てるゲームです。

お互いに3つの数字を宣言し合い、そこから落ちた情報をもとに推理していきます。
推理のヒントとなるのは「EAT」と「BITE」という情報。

「EAT」は、宣言した数字があり、なおかつ、場所も一致していることを指します。
「BITE」は、宣言した数字はあるが、場所は一致していないことを指します。

このような情報と、特殊な効果を持つアイテムを使って、相手の数字をあばいていきます。

 

 キツネレモンの評価
評価7

こういう情報をもとに推理する系のゲームは良いですね。
推理系でありながら1ゲームにかかる時間は短いので、程よく脳を使うことができます。

また、外箱が小さいところもグッド。
持ち運びも楽なので、外出するときも重宝しますね。

 

⑧クヴィーク!(Quiek!)

  • プレイ人数:2人
  • プレイ時間:10~15分

4色のタイルを設置し、はらぺこねずみをチーズへ導くゲームです。

ボードは赤青黄緑それぞれ4×4マスのフィールドが正方形状にくっつき、全体で8×8マスになっています。
スタートプレイヤーはねずみコマとチーズコマを任意の場所に設置し、そのあとはお互いに色のタイルを置いていきます。

「ねずみコマは壁に当たるまで直進し続ける」という性質をうまく使って、ねずみをチーズへ導きましょう。
いけそうなら「クヴィーク!」と宣言し、みごとチャレンジが成功すれば勝利となります。

 

 キツネレモンの評価
評価202人専用のアブストラクト系で4つも色を使うのは珍しいですね。
陣取りのようなゲームではないため、じりじり差がつく感じではなく勝敗はパッと付きます。

クアルトのように相手から渡されたタイルを設置するため、何を渡すかも非常に重要で常に気が抜けません。
タイルを置くルールが若干ややこしいため、慣れるのに少し時間がかかるかもしれませんが、そのルールがゲームを面白くしているので、ぜひ覚えてプレイしてほしいです。

 

⑨壁紙戦争

  • プレイ人数:2人
  • プレイ時間:30分

3×3マスのフィールドで長方形カードと対角線カードを使って戦うゲームです。

目的は、カードを置いて柄か色を縦、横、斜めのどれかで揃えることです。
プレイヤーが使うのは長方形2マスにアイコンが描かれているカードと、対角線2マスにアイコンが描かれているカードの2タイプ。

これを交互に出して、柄や色を揃えていきます。
「アイコンの上書きができる」という特徴をうまく使って、相手の柄を潰していきましょう。

 

 キツネレモンの評価
評価21

このゲームの基盤は○×ゲームなんだけど、そこからは大きく離れたゲーム性があります。
上書きできるシステムが非常におもしろく、文字通りつぶしあいが楽しめますね。

柄が3種類、色が3種類あるため、けっこういろんなパターンがあり迷いますよ。
対等にやりたいなら、砂時計を使うべきかも。

 

⑩将棋

  • プレイ人数:2人
  • プレイ時間:30分

いろいろな駒を使って、あいての王を詰ませるゲームです。

説明不要のアブストラクトゲームですね。
チェスと違って、取った相手の駒を使えるところが特徴です。

いまや無料アプリもたくさん出ているため、お手軽にプレイできるゲームになりました。

 

 キツネレモンの評価
評価8

勝ったときものすごく嬉しくて、負けたときものすごく悔しいゲームです。
ルールは難しくないですが、駒の動き、定石など、覚えることが圧倒的に多いところは、とっつきにくい要素かも。

一度覚えてしまえば楽しいのですが、そこにたどり着くまでにやめないでいられるかですね。
今や手軽にオンラインでできるので、アプリから入るのが良いでしょう。

 

⑪オセロ

  • プレイ人数:2人
  • プレイ時間:10分

相手のコマを自分のコマではさむことで、自分の色にできる陣取りゲームです

こちらも説明不要なゲームでしょう。
ルールは自分のコマではさんだ相手のコマはすべて裏返る(自分のものになる)だけです。

調べると定石もきっちりあるので、意外に奥が深いゲームですよ。

 

 キツネレモンの評価
評価9ルールがシンプルなのにいろいろな戦術があって面白い。

将棋に比べれば覚えることは少ないですが、定石を覚えようとするなら、多少の根気と時間は必要です。
覚えてしまえばすごく楽しいですよ。

オセロも無料アプリが出ているので、そこから入ってみてはどうでしょう。

 

⑫KLASK(クラスク)

  • プレイ人数:2人
  • プレイ時間:10分

磁石で操作するスティックを使って行う、ホッケーのようなゲームです。

普通のホッケーは、相手のゴールエリアにパックを入れることで点数が入ります。
クラスクはそれ以外にも点数が動くルールが3つあります。

  1. 場にある3つの白いコマにスティックがくっついてしまうと相手に1点
  2. 自分のゴールエリアにスティックが落ちてしまうと相手に1点
  3. 操作するスティックが倒れてしまったら相手に1点

スティックは思いのほか早く動くので、スピード感があって楽しいゲームです!

 

 キツネレモンの評価
評価10

得点ルールが多くなることでこれほどホッケーが面白くなるのかと思いました。
自殺点が多めなので、手を動かすたびにすごくハラハラします。

また、複雑なルールがないところもグッド。
大人とか子どもとか関係なく遊べるところは非常にいいですね。

 

⑬ごきぶりデュエル

  • プレイ人数:2人
  • プレイ時間:15~25分

4匹のごきぶりを相手よりも早く自分の陣地に引き寄せるゲームです。

2人のプレイヤーは「だまし屋」と「予想屋」に分かれてプレイします。
だまし屋は、表面が緑の○のタイル3枚と表面が赤の×のタイル1枚を裏向きにして並べます。

予想屋は、その4つから緑の○タイルを予想して選んでいきます。
予想が当たれば、ごきぶりは予想屋側へ、はずしたら、ごきぶりは残りの裏向きのタイルの分だけだまし屋側へ行きます。

相手との駆け引きが楽しいゲームです。

 

 キツネレモンの評価
評価11
こういう駆け引きがあるゲームは好きなのですが、思ったよりもはまらなかったです。
情報が少ないから、けっこう運任せになってしまう場面も多いですね。

それでも、ごきぶりがギリギリのラインに来た時は、けっこうヒリヒリしますよ。
あとは、「ゴキブリなんて絵でも見たくない!」って人はやめといたほうがいいです。笑

 

⑭ブロックスデュオ

  • プレイ人数:2人
  • プレイ時間:30分

手持ちのタイルが残らないように、ボードに配置していくゲームです。

テトリスのような形をしたタイルを交互に置いていきます。
タイルを置くときのルールとして、角と角が接するように置かなければなりません。

また、この時、辺と辺が接してしまってはいけません。
どちらも置けなくなったときに、手持ちのタイルの面積が多く残ってしまったプレイヤーが負けです。

 

 キツネレモンの評価
評価12

めちゃくちゃ面白いですね。
もともと4人用のブロックスが好きでよくやっていたのですが、2人用も同じくらい面白いです。

戦略はむしろ2人用のほうが立てやすいかなと思います。
なんにせよボードゲームの世界に飛び込むなら、プレイしておきたいゲームの一つですね。

 

⑮ジャイプル

  • プレイ人数:2人
  • プレイ時間:30分

プレイヤーは商人となり、手持ちのカードを得点となるコインと交換していくゲームです。

コインはダイヤモンド・金・銀・布・香辛料・皮の6種類で、それぞれ価値が違います。
一気にたくさん交換したほうがボーナスがついてお得ですが、早めに交換したほうが価値の高いコインがゲットできます。

そして、このゲームのキーとなるのは、ラクダカード。
コインと交換はできませんが、このラクダの扱い方がゲームの進行に大きく関わってきます。

 

 キツネレモンの評価
評価132人専用ゲームは、どうしてもアブストラクト系(運要素がないゲーム)になりがちですが、ジャイプルはうまく運の要素が組み込まれています。
手札をどう揃えて、いつコインと交換するかという戦略的なところもありつつ、山札から何のカードがめくられるかわからないドキドキ感もありますね。

絵の色合いもすごくきれいで、シンプルなデザインのコンポーネントとはまた違った良さがあります。
アブストラクト系が苦手な人でも楽しめるので、ぜひ一度プレイしてみてほしいです。

 

⑯クアルト

  • プレイ人数:2人
  • プレイ時間:10~15分

勝利条件が4つある変則的な4目並べのようなゲームです。

4×4のフィールド上にコマを置き合っていきます。
この時、自分が置くコマは、毎ターン相手プレイヤーが選びます。

縦、横、斜めに4つ揃えるのですが、揃え方は次の4通り。

  1. 色が同じ
  2. 高さが同じ
  3. コマ全体のフォルムが同じ
  4. てっぺんの形が同じ

どれかになった場合に、「クアルト」と宣言すれば勝ちになります。

 

 キツネレモンの評価
評価14

すべてを把握していたつもりでも、気づいたときには負けているなんてことがあります。
アブストラクト系ですが、ちょっとしたうっかりで場面がひっくり返るのはおもしろいですね。

ただ、16手以内に必ず終わるため、ずっとやってると置く順番が似てきてしまうかも。
いろんな人とやる分には長く楽しめそうです。

 

⑰ガイスター

  • プレイ人数:2人
  • プレイ時間:10~20分

6×6マスのフィールド上で良いおばけと悪いおばけを操って戦うゲームです。

お互いに良いおばけ、悪いおばけを4つずつ持ち、フィールドの自分の陣地に配置してスタートします。
このとき、相手のおばけは、どれが良いおばけなのか、悪いおばけなのかわかりません。

その後は交互におばけコマを動かしていきます。
勝利条件は3つ。

  1. 相手の良いおばけを4つすべて取る
  2. 自分の悪いおばけを4つすべて取らせる
  3. いいお化けを相手側の角まで運ぶ

どの条件を満たして勝ちに行くのか非常に悩む、心理戦が味わえるゲームです。

 

 キツネレモンの評価
評価15シンプルな心理戦が楽しめます。
コマを取る・取られるにしたがって動きが変わっていくのが、心を揺さぶられているようでおもしろいですね。

ただ、シンプルすぎるがゆえに、はまらない人もいるだろうなと思います。
私も1回目は楽しかったが、何回も連続で出来るゲームではないと感じてしまいました。

ネット上ではかなり好評のゲームなので、好き嫌いがはっきりとわかれるゲームです。

 

⑱ハツデン

  • プレイ人数:2人
  • プレイ時間:30分

5種類の自然エネルギーを使った発電所を建築し、街への送電網を完成させるゲームです。

プレイヤーは「太陽」「地熱」「風力」「水力」「バイオマス」のエネルギーを取り合います。
相手より多く発電することも大事ですが、街に適量の電力を供給することも大事です。

あちらを立てればこちらが立たずといったゲームで、何を選択するかが非常に重要です。
送電量や点数に直接かかわる特殊技術カードをうまく使えるかどうかも結果につながります。

 

 キツネレモンの評価
評価16

街に送ることができる電力の量が決まっているため、それを超えないようにプレイしなければいけないのがもどかしいです。
うまく送電量を調整するために、4つのアクションからどれを選ぶのか非常に悩みますね。

どこかを得るにはどこかを捨てなければいけないため、接戦になるようにゲーム設計されているところも評価点。
非常にバランスがとれたゲームです。

 

⑲ナインブレイク

  • プレイ人数:2人
  • プレイ時間:5~15分

足し算を組み込んだオセロのようなゲームです。

使うコマには裏表に数字が書いてあり、足すと7になるように設計されています。
基本的なルールはオセロと同じで、相手のコマを自分のコマではさんだら裏返します。

ただ、「はさんでいるコマの合計がはさまれているコマの数字を上回っていれば、裏返すことができる」というルールがあるため、常に頭の中で計算を強いられます。
ゲームの特性があってか、知育ゲームとしての人気も高いようですね。

 

 キツネレモンの評価
評価17足し算が入るだけでオセロがこんなにも変わるのかと思いました。
裏返したら何の数字になるか、相手があと何を持っているのかを考えながら足し算もするのは、けっこう大変です。

頭が非常に疲れるゲームだけど、私はこういったゲームが好きなのでやりがいがありますね。
小学校低学年の子にやらせたら、絶対計算早くなるだろうな。

 

⑳セブンワンダーデュエル

  • プレイ人数:2人
  • プレイ時間:30分

場にあるカードを選んでプレイし、建造物や七不思議を建造していくゲームです。

プレイヤーは3世代プレイします。
各世代ごとに軍隊を強化したり、都市を発展させたりして勝利点の獲得を目指します。

勝利条件は勝利点を取る以外にも2つあり、それらの条件を満たせば即勝ちになります。
どういった展開でゲームを進めていくかが、非常に楽しいゲームです。

 

 キツネレモンの評価
評価182人用ゲームの中では、かなり「ボードゲームっぽいゲーム」だと感じました。
アクション自体は難しくないですが、カードに何が書かれているか、どんな七不思議があるかなどをすべて把握するには、1,2回のプレイでは足りないですね。

そこを乗り越えれば、いろいろな戦術を考えながらプレイできるおもしろさがありますよ。
どちらかというと、ボードゲームをやってきた人向けのゲームだと思います。

 

㉑R-Rivals(アールライバルズ)

  • プレイ人数:2人
  • プレイ時間:5分~

お互いに8枚のカードを使って行うじゃんけんのようなゲームです。

それぞれカードを1枚選び、同時にオープンして勝負します。
カードには0~7までの数字が書かれており、基本的にはその大小で勝負がつきます。

しかし、各カードは様々な特殊効果を持つため、小さい数字で相手を倒せることも。
1枚ずつ勝負を行い、先に4回勝った方が勝者となります。

 

 キツネレモンの評価
評価19たった16枚のカードでここまで白熱した勝負ができるのがいいですね。
他のゲームと違って、お互いのカードをすべてわかっているからこその戦略が練れます。

ターン制ではなく同時オープンという部分も盛り上がりがあってグッド。
ルールも簡単で1ゲームがすぐ終わるので、旅行のお供にぴったりです。

 

㉒シトラスポット

シトラスポット

引用:Friedegg Games

  • プレイ人数:2人
  • プレイ時間:~15分

傷んだオレンジを相手より先に取らないようにするゲームです。

各プレイヤーはオレンジ4つ、傷んだオレンジ1つ、レモン3つ、袋5つを用意します。
袋にオレンジ4つと傷んだオレンジ1つを入れ、裏向きにして好きな順番で相手の前に並べたらスタートです。

各プレイヤーは、端っこの袋から交互に「チェック」か「レモン」をコールしていきます。
「チェック」は袋を表向きにすること。「レモン」はスルーして次の袋に行くこと。

これを繰り返し、先に傷んだレモンをチェックしてしまったほうが負けです。

 

 キツネレモンの評価
評価22初めて見たとき「これ本当にボードゲーム!?」ってなります。
初見でゲームだとわかる人はいないでしょう。

ゲーム自体はシンプルな心理戦。
アクションは2択ながら、なかなかに悩みますね。

2ゲーム3ゲームとやってくと、次相手がどう配置してくるのかとか考えながらできるのが楽しいですよ。

 

㉓990(くくまる)

  • プレイ人数:2人
  • プレイ時間:5~15分

九九とオセロと6目並べが融合したゲームです。

6×6マスのフィールドには、36個の数字が書いてあります(九九の結果が36個であるため)。
プレイヤーはカードを出して掛け算をし、その結果の数字があるマスにコマを置きます。

これをお互いにくり返し、縦、横、斜めのどれかで、先に6目そろえたプレイヤーが勝ちです。
また、自分のコマで相手のコマをはさんだときは、ひっくり返すことができます。

九九が苦手な子にプレイしてもらいたい知育ゲームです。

 

 キツネレモンの評価
評価23大人が遊んでも楽しめますが、個人的にはナインブレイクのほうがいいかも。
理由は、ナインブレイクは足し算の結果が裏返るか裏返らないかに影響するけど、くくまるは九九の結果に対し絶対的な置き場所があるため、戦略性の部分で少し劣るかなと感じたためです。

こう思う一方で、小さな子のための知育ゲームとしては、めちゃくちゃレベルが高いとも思いました。
今まで九九を主題にしたゲームはなかったんじゃないかな。

 

㉔頭脳絶好調 ミニ

  • プレイ人数:2人
  • プレイ時間:30分

うまくタイルを隣接させ、得点を狙うゲームです。

使うのは、六角形が2つつながった雪だるま型のタイル。
得点方法は自分が置いたタイルが、同じマークとどれだけ隣接しているか。

自分がゲットしたいマークをうまく隣接させていきましょう。
勝利条件が「自分の6種類のマークでもっとも低い点数が、相手のもっとも低い点数を上回っていれば勝ち」という特殊なものなので、6種類の点数をまんべんなく取っていくことが大事です。

 

 キツネレモンの評価
評価24
単純なアブストラクト系にはないおもしろさがあります。

まず、使うタイルを6つの中から選ばなければならないところがいい。
限られた選択肢の中でどう戦うかを考えるのがすごく楽しいですし、運要素も絡むため、将棋やオセロと比べてガチガチになりすぎません。

あと、ボードゲームやってるとたまーに「アクション数は多いけど、一つのことに気を使ってプレイしていればけっこう勝ててしまう」ゲームに出会ったりします。
だけど、このゲームは勝利条件の部分でその項目をクリアしているので、考えが単調になることもありません。

 

㉕ツイクスト

  • プレイ人数:2人
  • プレイ時間:30~40分

ブリッジを対岸までかける陣取りゲームです。

プレイヤーは自分の手番で盤上の穴にペグを1本差し、任意でブリッジをかけます。
ブリッジは、ペグ同士が桂馬の位置にある場合にかけられます。

勝利条件は、スタートエリアから対岸まで1本道のブリッジをかけることです。
ルールはこれだけでとてもシンプルですが、やってみるとものすごく頭を使うゲームです。

 

 キツネレモンの評価
評価25

すごく洗練されたアブストラクト系ゲームですね。
アクションは「ペグを挿す」と「ブリッジを架ける」だけなのに、ものすごく頭を使います。

また、穴の数が多いため、フィールドを広く使って戦えるところも魅力的。
ルールも簡単で勝利条件もわかりやすいので、小さなお子さんでもプレイできると思います。

 

㉖シノミリア

  • プレイ人数:2人
  • プレイ時間:15分

出したカードの数に、ベットするチップ数を近づけるゲームです。

各プレイヤーは0~9のカードから1枚選び、裏向きにして出します。
その後、交互にチップを出し合い、場のチップが9枚になるorどちらともパスをした時点で、カードのチェックに入ります。

チップの枚数により近い数のカードを出したプレイヤーが、場のチップとさらに相手から2枚のチップを受け取ります。
どちらかのチップがなくなるか、手札が2枚になったら終了です。

 

 キツネレモンの評価
シノミリア評価

自分が出したチップ数に応じて結果が変わるのは、まさにギャンブルそのものですね。

このゲームのポイントは、捨て札にならない9のカード。
ルール上9がなくならないので、それが人を迷わせる反面、「迷ったら9出せばいける」みたいな思考にもなりやすいです。

どうせなら9は捨て札にできるとして5とかを捨て札にできないようにしたほうが、よりカード選択に幅が広がるんじゃないかなと思いました。

 

スポンサーリンク

2人以上で遊べるボードゲーム24選

ここからは2人以上で遊ぶことができるボードゲームを紹介していきます。
ただ、「2人以上で遊ぶことができるボードゲーム」の中には、多くの人数で遊んだほうが楽しいゲームも多いです。

そのあたりも踏まえながら解説していきます。

 

㉗ドメモ

  • プレイ人数:2~5人
  • プレイ時間:5~15分

見えている数字タイルをもとに、自分の持っている数字タイルを当てるゲームです。

1~7までの数字タイルを使います。
各数字タイルの枚数は、書かれている数字と同じ枚数あります(3のタイル=3枚、6のタイル=6枚)。

各プレイヤーは裏向きの状態からタイルを持ってきて、自分側が背になるように置きます。
この状態から、自分が持っているのはどの数字タイルなのかを宣言して当てていきます。

 

 キツネレモンの評価
評価非常にシンプルながら、戦略、運、確率の要素すべてが入っていておもしろい!
慣れてくると、相手が宣言した数字から読めてきたりもしますね。

ルールなんてあってないようなものだし、1回やればすぐに覚えられます。
少し評価が辛めなのは、2人でも楽しいけど、4人でやったときのほうがおもしろいと感じたためです。

 

㉘ナインタイル

  • プレイ人数:2~4人
  • プレイ時間:15分

誰よりも早く、9枚のタイルをお題の柄にあわせるゲームです。

各プレイヤーは、裏表にマークが描かれたタイル9枚を3×3になるように置きます。
マークは全部で6種類あります。

お題のカードが出たら一斉にタイルを動かし、もっとも早くそろえられた人が勝利です。
リアルタイムで競争をしているので、ハラハラ感が味わえます。

 

 キツネレモンの評価
評価28

お題通りになかなか揃わないもどかしさがおもしろいボードゲームです。
人の増減でプレイ感が変わるゲームではないので、何人でやっても楽しいところも魅力。

思っていたよりも実力差が出るゲームではありますね。
なんにせよ、この手軽さでここまでおもしろいのはすごいです。

 

㉙ナインタイルパニック

  • プレイ人数:2~5人
  • プレイ時間:25分

3つのお題に沿ってタイルを並び替えるパズルゲームです。

タイルには、裏表に道とさまざまな絵が描かれています。
それは、家だったりハンバーガーだったり宇宙人だったり。

遊び方は、ナインタイルと同じように、お題に沿って9枚のタイルを動かしていきます。
特徴はお題が3つ出ること。

それぞれに得点条件があるので、いろいろ動かしてどれが一番条件に当てはまるかを考えます。
だけど、誰かが完成させてから90秒以内に揃えられなければ、点数はもらえません。

もっとお題を追求するか、とにかく点数を得るためにできるだけ早く作るか、非常に迷うゲームです。

 

 キツネレモンの評価
評価29

お題が多くなった分、どのお題を中心に動かしていくのかが非常に重要になってきます。
すべてあてはめようとすると時間がなくなって、結局ぜんぜんできないことも。

2人だと競う相手が少ない分、よりお題を追求しようとするから、ギリギリまでタイルを動かし続けてるのが楽しいです。
自分の好みとしては、ナインタイルパニックのほうが好きですね。

 

㉚タギロン

  • プレイ人数:2~4人
  • プレイ時間:15分

質問カードを使い、相手の数字をあばくゲームです。

使うのは0~4,6~9までの赤と青のタイル+5の緑のタイル2枚、計20枚のタイル。
各プレイヤーは裏向きのタイルから5枚持ってきて、相手から見えないように置きます。

その後、交互に質問カードを使い、相手のタイルの数字と色をあばいていきます。
すべてわかったら自分の手番で宣言し、みごと5つのタイルを当てれば勝ちです。

 

 キツネレモンの評価
評価303or4人プレイだったら、おすすめ度は間違いなく一番左。2人プレイならこの評価です。

このゲームの特徴は、質問者以外の情報だけ聞けるということ。
なので、3人or4人でプレイすると、情報が虫食いのようになる。

そして、その虫食いのような状態から論理を組み立てていくのが楽しいと感じました。
2人だと質問したことがすべてわかるので、純粋な競争のようになり、少し味気ないかなと思いましたね。

 

㉛ドミニオン

  • プレイ人数:2~4人
  • プレイ時間:30分

財宝カードでアクションカードを購入し、デッキを強化していくゲームです。

プレイヤーは財宝カードを使って、アクションカードや勝利点カードを買っていきます。
アクションカードはゲームを有利に進めるためのカード、勝利点カードは得点だけが描かれているカードです。

このゲームの特徴は、買ったカードはのちに山札へ組み込まれるところです。
つまり、勝利点カードを買わなければ勝てないけど、そればかり買ってしまうと手番で良いプレイができなくなってしまうため、アクションカードも程よく手に入れる必要があるのです。

どのアクションカードを使って山札を構築してくかが鍵となります。

 

 キツネレモンの評価
評価31このボードゲームは自分の周りでも4:1くらいの割合で好き:嫌いがわかれています。
自分は少数派なので、やったことがない人は一度やってみてから評価したほうがいいかも。

基本的に個人のプレイが淡々と進んでいくのですが、他プレイヤーと接触する機会が少ないので、どうも盛り上がりにかける感じがしました。
また、ある程度プレイするとアクションカードの強さに偏りがあることがわかってしまうので、買われないカードと買われるカードがはっきりしてしまいます。

この辺がどうにも自分には合いませんでした。
ただ、2人でプレイするよりも3人以上のほうが楽しく遊べます。

 

㉜コリドール

  • プレイ人数:2or4人
  • プレイ時間:10分~

自分のコマを相手より先に対岸へ移動させるゲームです。

9×9マスのフィールド上で行います。
プレイヤーは自分の手番で、「コマを1マス動かす」or「板を設置する」を選び、実行します。

板は相手の目の前などに置き、できるだけ遠回りさせるために使います。
この板は10枚しかないので、必要な時にうまく使えるかがカギになります。

 

 キツネレモンの評価
評価32
これは4人で遊ぶより2人で遊んだほうが楽しいボードげーむですね。
楽しいというより、ギスギスしないといったほうが正しいかも。

板を置くという行為が相手を直接邪魔することになるので、4人プレイだと特定のだれかを攻撃していることがわかってしまうんです。
2人ならお互いの邪魔をするのは当然のことなので、特にそういったことは気にせず遊べるかなと思いますね。

 

㉝ラブレター

  • プレイ人数:2~4人
  • プレイ時間:5~10分

うまくカードを使い、相手を脱落させるゲームです。

使用するのは8種類16枚のカードです。
裏向きにしてシャッフルし、各プレイヤーに1枚ずつ配ります。

最初のプレイヤーは山札からカードを1枚引き、2毎のうちどちらかをプレイします。
これを交互に行い、相手を先に脱落させたプレイヤーが勝ちです。

カードの効果は様々なものがあり、いろいろな展開をむかえるところが特徴的。

 

 キツネレモンの評価
評価33
2人ならアールライバルズ、3人or4人で遊ぶのであればラブレターがいいでしょう。
3人or4人ならおすすめ度は一番左です。

このボードゲームは、一瞬で勝負がつくことがあります。
自分の手番が回って来ずに脱落したり、山札からカードを引いてきたときに脱落したり。

何が起こるかわからないのが、このゲームの楽しいところですね。
サイズもコンパクトなので、旅行に持っていくボードゲームを考えたらまずこれが浮かびます。

 

㉞cuboroトリッキーウェイ

  • プレイ人数:2~4人
  • プレイ時間:20~50分

玉をできるだけ長い道を通過させてゴールさせるゲームです。

9×9マスのフィールドに立体のブロックを設置し、玉が通る道を作ります。
玉が多くの道を通れば通るほど、点数は高くなっていきます。

ブロックは表面だけでなく、トンネルのように中身が開いているものもあるので、長い道を作るのはなかなかに困難です。
パズル的な考え方が好きな人は、特に楽しめるボードゲームですね。

 

 キツネレモンの評価
評価34
パズルゲームというよりはパズルを遊んでいる感覚です。
限られた手数でどう玉を導くかを考えるのは楽しいですね。

トンネルを使おうとすると想像以上に頭が疲れます。
また、一度ゴールしたエリアは使えないため、それもまた頭を悩ませます。

ただ、もっとボードゲームらしいゲームをやりたい人は、別のを選んだほうがいいかも。

 

㉟ホップビアー

 

  • プレイ人数:1~8人
  • プレイ時間:15分

ビール瓶の蓋を投げて、瓶の注ぎ口にあるマグネットにくっつけるゲームです。

遊び方は3種類ありますが、行うアクションはすべて同じです。
ビール瓶の蓋をマグネットめがけて投げます。

マグネットがめちゃくちゃ強力なので、けっこうくっつきます。
また、対象年齢が16歳以上となっているのは、ドイツでは16歳からお酒を飲めるからです。
(実際の対象年齢は4歳以上)

 

 キツネレモンの評価
評価35シンプルにアクションがおもしろいです。
慣れてしまったら距離を遠くしたり、別のルールを作ってみたりするとより楽しめますね。

どちらかといえばみんなでワイワイやる感じのボードゲーム。
でも、酔ってれば少人数でも楽しいですよ。

頭が回らなくなってきたとき用のゲームとして、いいかもしれません。

 

㊱カルカソンヌ

  • プレイ人数:2~5人
  • プレイ時間:30~60分

タイルを配置し、ミープルを置いて、道・教会・街を完成させていくゲームです。

基本的なアクションは「タイルを矛盾がないように置く」「ミープルを置く」ことです。
2つのアクションをしていく中で、道・教会・街を完成させれば点数が入ります。

シンプルなルールながら、1手1手が非常に悩ましいゲームです。

 

 キツネレモンの評価
評価36

カルカソンヌはプレイ人数:2~5人ですが、2人が一番楽しいです。
世界大会も2人プレイなので、この人数がもっともゲームを白熱させる人数なんだと思います。

もちろん、複数人でも楽しいことに変わりはないですよ。

ゲームの中身は、戦略と運の要素が抜群にいいですね。
また、1つのアクションの中に膨大な数のパターンがあるため、何度やっても飽きません。

 

㊲おばけキャッチ

  • プレイ人数:2~8人
  • プレイ時間:20~30分

お題に合ったコマを誰よりも先に取るゲームです。

使うのはお題カードと白おばけ、青本、赤イス、緑ビン、灰色ねずみの5つのコマです。
ルールはお題カードがめくられたと同時に、あてはまるコマを先に取った人が勝ちです。

お題カードは「色も種類も同じコマが描いてあるもの」と「同じコマが描いていないもの」があります。
前者は、カードに描かれているものと同じコマをキャッチしてください。
後者は、色も種類もまったく関係ないものをキャッチするのです。

とっさの判断力が求められるゲームですね。

 

 キツネレモンの評価
評価37

2種類のカードが「あるもの」と「ないもの」をキャッチするようにできているので、めちゃくちゃ迷います。
複数人でやってると、違うコマを取ってしまうこともけっこうありますよ。

ルールがめちゃくちゃ簡単で、小さい子からお年寄りまで幅広くできるのがいいですね。
1回の勝負も一瞬なので、テンポよく進んでいくところもグッドです。

 

㊳ハイパーロボット

  • プレイ人数:1~∞人
  • プレイ時間:30分

ロボットを目的地まで最短手数で導くゲームです。

まばらにマークが描かれたボードに、赤青黄緑のロボットを置きます。
目的は、ロボットの位置からお題のマークの位置まで何手でたどり着けるかを考えることです。

このロボットは「壁に当たるまで直進し続ける」という特徴を持つので、この特徴をうまく使ってマークへ導きましょう。
この時、他のロボットを動かすのもアリですよ。

 

 キツネレモンの評価
評価38

誰かが思いついてもゲームは続くので、それが焦りにもなり、冷静さと迅速さ両方が求められますね。
このゲームの難しいところは、コマを動かして考えられないこと。

苦手な人は、そもそもたどりつくのも難しかったりします。
なので、好き嫌いはっきり分かれるボードゲームかなと思いますね。

 

㊴タイニータウン

  • プレイ人数:1~6人
  • プレイ時間:45~60分

資材を置いて、建物を建てるゲームです。

各プレイヤーは4×4マスのボードに7種類の資源をうまく配置し、多くの建物を建てていきます。
ポイントは、設置する資源はプレイヤーが順番に決めていくこと。

また、16マスすべてが埋まってしまったら、そのプレイヤーは終了してしまいます。
うまく配置しないと、建物が建てられないままマスだけが埋まってしまうので、相手がどの資源を宣言するのかも考えながら置く必要があります。

 

 キツネレモンの評価
評価39人数によってプレイ感覚がけっこう異なるゲーム。
2人でやる場合は、2ターンに1回は欲しい資源がもらえるため、できるだけ高い点数の建物を建てようとするプレイになります。

3人以上でやる場合は、自分が欲しい資源を頻繁にゲットできないため、マスがすぐに埋まらないよう広く構える必要がある感じです。
少人数のほうが、ガチガチのアブストラクトっぽいですね。

2人でのプレイはもちろん楽しいです。

 

㊵キャッチ・ザ・ムーン

  • プレイ人数:2~6人
  • プレイ時間:20分

梯子を月に向かって架けていくゲームです。

プレイヤーはダイスに従い、梯子を高く架けていきます。
ダイス通りでなかったり、梯子を雲と触れさせてしまったりすると、月が泣いてしまいます。

3度泣かせてしまった人は、脱落となります。
最後まで残った人の勝利です。

 

 キツネレモンの評価
評価40器用さが求められるボードゲームです。
やるにつれてどんどん立体的に大きくなっていくのが楽しいですね。

無理だろ!って思うような形でも、意外と架かったりします。
テーマにあったプレイ性もいい感じです。

プレイ感はジェンガが近いかもしれないです。
2人でも全然楽しめますよ。

 

㊶BIG SHOT(ビッグショット)

  • プレイ人数:2~4人
  • プレイ時間:45分

高価な区画を手に入れるために、キューブを競り落とすゲームです。

このゲームの特徴は、競り落としたキューブ自体が得点になるのではなく、キューブの配置の仕方によって区画が競り落とされるところ。
1つの区画に7つのキューブが置かれたら、その中で最も多くある色キューブの持ち主がその区画をげっとします。

ただ、最も多いキューブ数が複数あった場合、そのプレイヤーたちは無効になり、次に多いプレイヤーの手元にわたります。
キューブを競り落とすタイミングと、どう配置するかが非常に悩ましいゲームです。

 

 キツネレモンの評価
評価41
4人プレイならおすすめ度は左から2番目、3人プレイなら左から3番目、2人ならこの位置かな。
まず、デザインがかなり爽やかにできていて、個人的に好みです。

ゲームは競りの対象がそのまま得点になるわけではないから、余計に落としどころを付けづらいですね。
また、競り落とすためには借金をするときがほぼ必ず来るのですが、どこまで借金するかも悩みどころ。

勝負所を探すのがすごく楽しい。
ただ、やっぱり競り系のゲームは、人数がいないとおもしろさがかなり失われると感じますね。

 

㊷エレベータ前で

  • プレイ人数:2~4人
  • プレイ時間:20分~

エレベータの前に、人を割り込ませるゲームです。

プレイヤーは、エレベータカードの前に自分の色の人物カードを並べることを目的とします。
各人物カードは、誰の前に割り込めるかが決まっています。

各プレイヤーは2枚の手札から1枚選んでプレイし、山札から補充します。
山札がなくなった後に、手札が1枚になったらラウンド終了です。

終了後、エレベータカードの得点表に従って、得点が割り振られます(前に並んでる3人or4人)。
他にも迷子ルールやカフェルールといったルールが、いろいろな展開を呼びます。

 

 キツネレモンの評価
評価42

まずゲームテーマがめちゃくちゃおもしろいですね。
「エレベータに乗るためにどうやったら人の前に割り込めるか」なんてボードゲーム初めてプレイしました。

それでいて、プレイ感がテーマにものすごく合ってます。
2人だとガチガチの思考プレイになるけど、常に手札が2枚のおかげで運要素もけっこうあるので、楽しく遊べますよ。

3人or4人だと割と話しながらワイワイやる感じのプレイになります。

 

㊸ブムントゥ~アフリカの夜明け~

  • プレイ人数:2~5人
  • プレイ時間:30分

うまく動物タイルを取り、得点を獲得するゲームです。

8×8マスのフィールドに8種類の動物タイルをランダムに配置します。
プレイヤーはタイルからタイルへ移動するときに、元の位置にあったタイルを獲得します。

ポイントは、動物によって移動の仕方が異なるところです。
タイルについているマークや動物勢力図をうまく活用することが、勝利への鍵となります。

 

 キツネレモンの評価
評価433人以上でプレイするならおすすめ度は左から2番目、2人ならこの評価です。

このゲームで大事なのは動物勢力表ですが、この勢力表では2位以上はほぼ点数を取れる仕組みになっています。
そのため、2人より多い人数でプレイしたほうが、もらえない人も出てきておもしろいですね。

また、2人だと動きの制限がそれほどかからないので、あまり迷うことなく移動できてしまいます。
なので、プレイ中に物足りなさを感じてしまうかもしれません。

3人以上でやるなら、おすすめしたいボードゲームです。

 

㊹ナンバーナイン

  • プレイ人数:1~4人
  • プレイ時間:20分

数字タイルをできるだけ高く積み、高得点を狙うゲームです。

このゲームで得られる点数は、置かれているタイルの数値×(段数-1)の合計になります。
そのため、プレイヤーは数字の形をした数字タイルをできるだけ高く積み上げていく必要があります。

置くときは、ほかのタイルと触れるように置かなければなりません。
また、2段、3段と積んでいくときは、置いた下の部分にすきまなくタイルがないと置けません。

全部で20枚置いたら終了です。

 

 キツネレモンの評価
評価44

まず、このボードゲームは個人プレイが基本なので、何人でもおもしろさは変わりません。
数字タイルもけっこう複雑な形をしているので、意外と高く積むのは難しいです。

個人戦なのに直接相手が関与するわけではなく、なおかつスピード勝負でもないという、なんか不思議なプレイ感があるゲームですね。
やってることはパズルっぽいけど、論理的というよりかは感覚的なものが大きいかなとも思いました。

 

㊺それはおれの魚だ!

  • プレイ人数:2~4人
  • プレイ時間:20分

ほかのプレイヤーよりも多くの魚をとることをめざすゲームです。

1~3匹の魚が描かれた六角形のタイル60枚を正方形状に敷き詰めて並べます。
各プレイヤーは、自分の色ペンギン2匹を好きなタイルに置いてスタートします。

プレイヤーはどちらかのペンギンを選び、別のタイルへ移動させます。
このとき、移動前の位置にあったタイルを回収してください。

タイルに描かれた魚の数が得点となります。
すべてのペンギンが動けなくなったときに、もっとも多くの魚を獲得していた人が勝利です。

 

 キツネレモンの評価
評価45

2人だと、終盤までひたすら魚を取れるようにプレイする感じです。
けっこう接戦になりやすく、最後まで気の抜けない勝負が楽しめました。

対して、3人以上だと、中盤くらいからペンギンの移動範囲を気にし始める感じ。
プレイしていく中で、動きをどう変えていくか考えるのが楽しいですね。

最初にタイルを並べるのだけがめちゃくちゃめんどくさいので、そこは注意してください。

 

㊻Rummikub(ラミィキューブ)

  • プレイ人数:2~4人
  • プレイ時間:30分

相手よりも先に自分のタイルをなくしていくゲームです。

使用するのは赤・青・黒・黄のタイルが1~13まで2セットずつとジョーカータイルが2枚です。
プレイヤーはランダムに14枚のタイルを受け取ります。

このタイルを相手よりも先に出し切れば勝利です。
タイルの出し方は「ラン」「グループ」「アレンジ」の3種類。

  • 「ラン」は、同じ色で連続した数字タイルが3枚以上であることです。
  • 「グループ」は、同じ数字で違う色のタイルが3枚or4枚であることです。
  • 「アレンジ」は、すでに場に出ているタイルにくっつけたり、分解したりして新しい「ラン」や「グループ」を作ることです。

考える時間を設定することで、脳みそをギュンギュン使った勝負が楽しめます。

 

 キツネレモンの評価
評価46

めちゃくちゃおもしろいです。
「アレンジ」ルールがゲームの質を数段引き上げてます。

特に場のタイルを使って連鎖的に置いていけたときは、脳みそ興奮しまくりです。
人数が多いほうが、場に出るタイルが多いため連鎖は起きやすいですね。

でも、2人でも初期タイル数を増やせば、十分すぎるくらいおもしろいです。
私の好きなボドゲランキングトップ5に入っているゲーム。

 

㊼BOSK(ボスク)

  • プレイ人数:2~4人
  • プレイ時間:30~45分

四季を通して樹木の生長をうまくコントロールしていくゲームです。

基本的なアクションは春と秋に行い、夏と冬では得点計算を行います。
春のアクションでは樹木を植え、この植える位置によって夏に得られる得点がまず決まります。

秋のアクションでは風向きに応じて紅葉した葉を散らし、どう散らすかで冬に得られる得点が決まります。
1年を終えたときに、もっとも得点が高い人が勝利です。

 

 キツネレモンの評価
評価47

まず、今まで見てきたボードゲーム中では、かなりコンポーネントがきれいです。
それだけでものすごくテンションが上がりますね。

異なる得点計算があるのも楽しいところ。
また、得点は単純な数の大きさ分ではなく、順位に応じて変動するのが憎いですね。

得点が大きく動くのは冬だが、夏にもある程度点数が欲しい。
そのために、春と秋にどう動くか、悩ましい。

一度はプレイしてみてほしいゲームです。

 

㊽スシゴーパーティー!

  • プレイ人数:2~8人
  • プレイ時間:20分

寿司ネタやサイドメニューをうまくゲットして、高得点を狙うゲームです。

25種類のメニューカードから8種類選んでプレイします。
プレイ人数に合わせてカードを抜き取り、シャッフルして各プレイヤーに渡します。

すべてのプレイヤーは手札から1枚選んだら、残りは左隣に渡します。
受け取ったら、同じように1枚選び、残りを左隣に渡します。

手札がなくなったら、メニューカードに応じて得点計算をします。
3ラウンド行い、もっとも得点が高い人が勝利です。

 

 キツネレモンの評価
評価48

3人以上でプレイするならおすすめ度は一番左、2人プレイならこの評価です。

カードを回すのが、回転寿司感あってめちゃくちゃ楽しいです。
また、メニューカードが25種類あるので、いろんなパターンがあって飽きることはありません。

このゲームのカギは、誰がどんなメニューを集めているかをしっかりと観察するところ。
それにより、自分が取るべきカードはどれなのかが見えてきます。

ただ、2人だとカードの把握がしやすいため、どのカードを取るかの判断が割と簡単になってしまいます。
なので、このゲームは少なくとも3人以上のほうが、おもしろさを味わえると思いますね。

 

㊾ファフニル

  • プレイ人数:2~4人
  • プレイ時間:30分

ニワトリが産む宝石を競り落とすゲームです。

このゲームの特徴は、競りの目的が2つあるところです。
1つは、宝石を競り落とすこと。

もう1つは、いらない宝石を捨てて、相場の変動を図ること。
宝石の価値をうまく動かすことができれば、高得点を狙うことができます。

 

 キツネレモンの評価
評価493人以上ならおすすめ度は左から2番目、2人ならこの位置です。

競り落とした宝石と手元にある宝石をあわせて相場が決まる、少し不思議な競りが味わえるボードゲームですね。
個人的には、マイナス点を避けるために序盤から大胆なプレイをしてもいいと思います。

とにかくこのゲームは、競りの中にもプレイヤーによって方向性の違いがあるところがおもしろいです。
同じアクションなのに、口に出さずとも人の考えが現れるゲームは好きですね。

だけど、競り系のゲームはやっぱり3人以上でやりたいです。

 

㊿ウボンゴ3D

  • プレイ人数:2~4人
  • プレイ時間:25分

誰よりも先に完成を目指す、立体パズルゲームです。

各プレイヤーは問題のボードと指定のブロックを手元に置きます。
砂時計をひっくり返してスタートし、ボードの形に2段すきまなく積み上げた人は、「ウボンゴ!」と叫びます。

クリアできた順にポイントとなる宝石が与えられます。
パズル的な脳みそを使うゲームで、頭の体操にすごくいいです!

 

 キツネレモンの評価

イメージは、知恵の輪を競争してやっている感じです。
個人の戦いでの競争なので、基本的に人数が多かろうが少なかろうがまったく問題ないですね。

2D(平面)のものも販売されているけど、圧倒的に3Dのほうがおもしろいと感じました。
パズル系が得意な人だと、2Dは物足りなさを感じると思います。

2人でも楽しいですし、1人でタイムアタック的にやることも可能ですね。

 

 

2人で遊べるおすすめボードゲーム まとめ

以上で2人で遊べるボードゲームの紹介を終わります。
最後にまとめとして、この50個から「2人で遊ぶならこれはやるべき!」という5つを抜き出しました。

  • バトルライン
  • KLASK(クラスク)
  • R-Rivals(アールライバルズ)
  • ブロックスデュオ
  • カルカソンヌ

アールライバルズとラブレターは似ていますが、3人、4人になったとき用にラブレターは持っていていいと思います。

個人的な意見ですが、ぜひ参考にしてみてください。
それでは、失礼します。

スポンサーリンク