今回はボードゲーム「AXIOロータ」のレビューを書きました。
マークが隣り合うようにタイルを置き、点をゲットしていくゲームです。
AXIOロータってどんなボードゲーム?
- ゲーム内容:マークをつなげて点をゲットしろ!
- プレイ時間:15~30分
- プレイ人数:2~4人
- 対象年齢 :8歳~
引用:Hobby JAPAN
AXIOロータのルールをざっくり箇条書き
コンポーネント
・タイル:60枚
正方形のタイルです。
4か所の角にマークが描かれています。
・スコアボード:4枚
5つのマークごとに0~12までの得点が書かれています。
・スコアマーカー:20個(5×4)
勝利点が-1のカードです。
ゲームの目的
タイルのマークをつなげ、まんべんなく点を取っていく
引用:Hobby JAPAN
ゲームの準備
・各プレイヤーは、自分のスコアボード上の0のところに5つのマーカーを並べます。
・すべてのタイルを裏向きにしてシャッフルし、各プレイヤーに12枚ずつ配ります。
・プレイヤーは配られた12枚のタイルを、自分の山札として目の前に置いておきます。
・残りのタイルからさらに4枚をランダムに取り出し、2×2の正方形状に並べます。
・最後まで残ったタイルは、共通の山札として置いておきます。
・適当な方法で初めのプレイヤーを決めます。
アクション
手番では、以下の順でアクションを行います。
- 自分の山札からタイルを引く
- 場にタイルを配置する
- 得点計算をする
①自分の山札からタイルを引く
まず、自分の山札からタイルを1枚引いてきます。
②場にタイルを配置する
場のタイル(最初は2×2)の少なくとも1辺に接するように配置します。
③得点計算をする
配置したタイルと接しているタイルを見て、得点計算をします。
得点は、同じマークがつながっている数だけゲットできます。
ゲットした点に応じて、スコアボード上のマーカーを動かします。
例)下のようにタイルを置くと、紫のマークが1つ、オレンジのマークが2つとつながっているため、紫のマークは+1ポイント、オレンジのマークは+2ポイントとなります。
POINTどれかのマークが最大の12ポイントに達した場合、「アクシオ!」と宣言してもう一度手番を行うことができます。
また、追加でアクションを行う時は、共通の山札からタイルを引いてきて使います。
ゲーム終了
すべてのプレイヤーが自分の山札のタイルをすべて使ったら終了です。
プレイヤーは自分の5つのマークの中で、どれが一番低い点数かを確認します。
最も低い点数同士で比べ、その中で一番点数が高かったプレイヤーの勝利となります。
AXIOロータの感想
◎つぶし合いが楽しい
このゲームは「どうやって点を取るか」だけではなく、「どうやって相手に点を取らせないか」も重要だね。
理由は、タイルを1枚引いてそれを出すという形式なので、点数を取るための最善手はほぼ決まってしまうから。
これは「点数を取ること」だけに注目すると、タイル運で決まってしまう可能性が高くなることを意味する。
だけど、「相手に点を取らせないこと」も考えると、とたんに景色が変わる。
2つの目的を満たすように置こうと考えるため、最善手を探すのが難しくなる。
特にこのゲームは一番低い点で競うため、つぶす狙いは一つでいい。
つまり、つぶし行為もしやすいので、それを満たす戦略を立てやすい。
この2つの目的を頭に入れながら戦うと、かなり楽しめるよ
〇頭脳絶好調のほうが好みかも
似たゲームに頭脳絶好調というものがある。
AXIOと同じ作者が手掛けているゲームなんだけど、個人的には頭脳絶好調のほうが好きかな。
理由は、頭脳絶好調のほうがより深い戦略を立てられるから。
プレイしてみて思ったけど、手持ちのタイルから選ぶか山札から引いてきたタイルを使うかの違いは、めちゃくちゃでかいよ。
頭脳絶好調のほうは、手札のタイルから1枚使ったら補充するシステムなので、戦略を練りやすい。
対してAXIOは、山札から引いてきたタイルをそのまま使うため、戦略性の部分が若干薄いかな。
ただ、裏を返せばお手軽とも言えるので、一概にどっちのほうがおもしろいとは言えない。
ただ、好みとしては、頭脳絶好調かなってところ。
△盛り上がる要素があまりない
ジリジリしたゲームで、盛り上がるような部分はなかったかな。
たとえば、ラミーキューブとかも、ぱっと見ジリジリした勝負に見えるけど、脳みそはめちゃくちゃ高速に動いてる。
それでタイルをうまく動かして配置できた時は、ものすごい爽快感があるんだよね。
こういう感情の起伏が、AXIOではあまり感じられなかったかな。
キツネレモンの評価
このくらいの評価
面白くないわけじゃないんだけどね。
めちゃくちゃおもしろいかって聞かれると「うーん」となってしまう。
こんな人に勧めたい
- パズル系のゲームをやりたい人
- 頭脳絶好調が好きな人
- 2~4人で遊べるゲームを探している人
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