今回はボードゲーム「5本のキュウリ」のレビューを書きました。
※感想が多いので、細かいルール説明はありません!
ツイッターの画像と大まかな説明でご勘弁を!
5本のキュウリってどんなボードゲーム?
- ゲーム説明:最後のトリックで勝たないようにカードを出せ!
- プレイ時間:25分
- プレイ人数:2~6人
- 対象年齢 :8歳~
5本のキュウリのルールをざっくり箇条書き!
コンポーネント
・カード:60枚
1~15までの数字が4枚ずつあります。
・キュウリトークン:30個
ペナルティとして受け取るトークンです。
受け取るキュウリトークンの数は、出すカードの数字によって異なります。
カードの数字と受け取るキュウリの本数表
カードの数字 | 受け取るキュウリ |
1 | 0本 |
2~5 | 1本 |
6~9 | 2本 |
10~11 | 3本 |
12~14 | 4本 |
15 | 5本 |
ゲームの目的
キュウリトークンを受け取らないようにカードを出す
本日ご紹介するボードゲームは「5本のキュウリ」
7トリック制のトリック系のゲームで、ルールは「前の日と以上の数のカードを出す、出せないなら1番小さなカードを出す」のみ!最後のトリックで一番大きな数字を出したプレイヤーがキュウリを引き取り、6本溜まったら負け!
手軽なヤミツキゲームです。 pic.twitter.com/8A1uWIl5NF— ゲームショップぶんぶん【湘南台店】 (@gameshop_bunbun) July 30, 2020
ゲームの準備
・キュウリトークンは、まとめて置いておきます。
・すべてのカードを裏向きにしてシャッフルし、各プレイヤーに7枚ずつ配ります。
・余ったカードは、今回のラウンドでは使いません。
・はじめのプレイヤーを適当に決めます。
アクション
説明で「トリック」という言葉を使うので、意味を知っておいてください。
「トリック」・・・プレイヤー全員が順番に手札からカードを1枚ずつ出して勝敗を決めること
このゲームの目的は、最後のトリックで勝たないようにすることなので、お間違えなく!
最初のプレイヤーは、カードを1枚出します。
次のプレイヤーからは、カードの出しかたが2通りあります。
- 出されてるカード以上の数字を出す
- 手札にある最も小さい数字を出す
〇出されてるカード以上の数字を出す
前のプレイヤーが出したカードと同じ数字、もしくは、それより大きい数字のカードを出します。
〇手札にある最も小さい数字を出す
手札の中で最も小さい数字のカードを出します。
全員がカードを出したら、そのトリックでもっとも大きな数字のカードを出したプレイヤーが、そのトリックの勝者となります。
複数人いた場合は、一番最後に出したプレイヤーが勝者となります。
以降のトリックは、前のトリックの勝者からスタートします。
最後(7回目)のトリックで勝者となってしまったプレイヤーは、自分が出したカードに描かれているキュウリの本数分、キュウリトークンを受け取らなければなりません。
ここまで終わったら、カードをすべてシャッフルし、7枚配り、同じようにプレイします。
ゲームの終了
獲得したキュウリトークンが6本以上になってしまったプレイヤーは、脱落します。
こうして、最後に残った2人が勝敗を決するまで、勝負を続けます。
[5本のキュウリ]キュウリ5本をもらわない様にするボードゲーム。
「場に出ている最も高いカードと同じ または高い数字を出す。」
「手札にある最も低い数字を出す。」
の2択でカードを出して行き、最後に1番大きい数字を出してしまった人がキュウリを受け取ります。 pic.twitter.com/OH9qkueRiT
— タカダ (@tkd_bodoge) September 28, 2019
5本のキュウリの感想
◎最後までどう出すか?けっこう戦略性のあるスルメゲー!
おそらく最初の1回では、このゲームのおもしろさを最大限感じることはできないと思う。
何回もプレイするにつれて、どうカードを出せば最後の勝者にならないのかが、自分の中に構築されていく。
それをもとに戦っていくのが楽しい。
慣れてくると、相手が出すカードでどんな手札なのかも、ぼんやりだけど見えてくる。
やるたびに発見があるところは非常にグッド!
◎1回の勝負で決まりにくいからこその良さがある!
たとえば、トランプゲームの代名詞、大富豪は1回の勝負ですべての勝敗が決まってしまう。
それなのに、手札の強さにかなり影響を受けるので、はじめの手札が悪いとそれだけで不利になってしまう。
たいして、この「5本のキュウリ」は、1回で負けづらいシステムになっているため、1ゲーム目の手札だけで勝負がつかないことが多い。
大富豪は、割と最初の手札の強さでずるずると進んでいくが、「5本のキュウリ」なら次のラウンド、その次のラウンドで巻き返すことも可能。
この辺のバランスが、すごく良くできている。
◎場所をほとんど取られないのもグッド!
アクションはカードを出すだけなので、プレイ感はトランプゲームに似ている。
なので、新幹線とかでも、キュウリトークンを付属の袋にしまっておけば、ぜんぜん遊べる。
○6本以上のキュウリ獲得者が出たら、その時点ですべてのゲームを終わりにしてもいいかなと思う
ルール上では、最後の一人になるまで続けるのだが、それだと脱落してしまった人が暇になってしまう。
なので、誰かが6本以上キュウリを受け取った時点で終わると、すごくすっきりする。
その時点のキュウリの本数で比べれば、順位もつけられるしね。
その辺は各々の好みにはなるけど。
○3~4人が一番おもしろい!
2人だと少し寂しい感じは否めない。
逆に5~6人いると、戦略性が若干薄れてしまう。
そういう意味で3~4人がバランスいいと思う。
5~6人でも楽しく遊べるけどね。
知ったかぶりの評価
なかなかにおもしろい。
シンプルなルールな割に意外と考えることが多いね。
こんな人に勧めたい
- 手軽にプレイできるカードゲームが欲しい人
- 戦略性のあるカードゲームがやりたい人
- 旅行に持っていけるサイズのボードゲームを探している人
ボードゲームには、2人専用のゲーム・2人で遊んでも楽しいゲームがたくさんあります!そこで今回はボドゲ歴4年の私が 2人用・2人で楽しめるボードゲームを50個ご紹介します。 尚、各ゲームでは、以下の5項目で評価を[…]
ボードゲームをプレイしていたある日、友人にこんなことを言われました。 パンダゴメスボードゲームっておもしろいけど、おしゃれなゲームってあんまりないよね。もう少しおしゃれだったら、若い人たちも遊びそうなの[…]