知ったかぶりです。
今回は「スコットランドヤード」のレビューを書いていきます。
スコットランドヤードどんなボードゲーム?
- ゲーム説明:怪盗Xと刑事に分かれて行う逃走劇
- プレイ時間:45分
- プレイ人数:3~6人
スコットランドヤードの特徴とルールをざっくり箇条書き!
特徴
・怪盗は24ターン刑事から逃げ切る、刑事側は24ターン以内につかまえる!
・移動手段はタクシー・バス・地下鉄
・刑事側は常に位置が見えるけど、怪盗はたまにしか姿を現さない
ルール
・ロンドン市内をモチーフにしたフィールド上には、1~199番の数字がランダムに割り当てられている
・刑事、怪盗は1ターンに1度この数字の上を移動し、怪盗は逃げ切る、刑事は捕まえることを目指す
・プレイ前に刑事側・怪盗側はタクシー・バス・地下鉄のチケットを受け取る
・チケットを消費することで、各移動手段を使うことができる
・最初の位置はランダムに決定される
・刑事側は常に自分がいる場所にコマを置く
・怪盗側は限られたときしか姿を現さない(コマを置かない)
・怪盗・刑事が交互に移動を行っていく
・みごと24ターン逃げ切れれば怪盗の勝利
・その間に怪盗を捕まえれば刑事の勝利
未開封のスコットランドヤードを開封ー。
3人で遊んだけど私以外の二人は初プレイだったので、私が犯人役。
刑事4人でやってもらったけど、中盤でお縄になりました……。
犯人役楽しいけどドキドキして大変である。 pic.twitter.com/vMlQrjKUOk— よんたまこ (@marumarun2929) May 4, 2020
スコットランドヤードの感想
◎多人数対1人の構図が楽しい!
今までも協力系のゲームはプレイしたことがあるけど、2対2がほとんど。
1人対それ以外はやったことがなかったけど、すごく楽しい!
1人側は、みんなを出し抜いてる感がある。
それ以外側は、1人を追い詰めるためにみんなで結束してる感がとてもある。
どちら側も新鮮な気持ちでプレイすることができた。
◎テーマに沿ったプレイ感がある!
怪盗はいかにもこそこそ隠れる感じのプレイ。
刑事から逃げようと狭い逃げ道を探すさまは、追われている感たっぷりでいい!
刑事はみんなで話し合って包囲網を敷く、みたいな感じ。
まさに組織の力を駆使して怪盗を追い詰めているよう!
◎どちらをプレイしてもハラハラ感が味わえる!
怪盗側は刑事側の話を聞いているとすごくハラハラする!
やってみるとわかるが、フィールドは広そうに見えて意外とせまい。
だから、話の中で自分に近づく案が出ると、内心バクバクする。
刑事側は24ターンの中で決着をつけないといけないため、なかなか捕まえられないとけっこうあせる。
また、怪盗が姿を見せるターンで、ぜんぜん見当違いのところにいると、これまたあせる。笑
ほかのゲームでも点数を追い上げられたりするドキドキ感はあるけど、実際に怪盗・刑事に分かれて、追う・追われるというドキドキ感はこのゲームでしか味わえないと思う。
△怪盗側が少しだけ退屈になるときがあるかも
このゲームは、刑事側が見えない敵を探すため、相談の時間が必然的に長くなる。
対して怪盗側は、情報がすべて見えているため、行動の決定も早い。
結果として、怪盗に比べて刑事側のアクションの時間が長くなってしまう。
この差があまりにもあると、怪盗側がが少し退屈に感じてしまうことがあるかもしれない。
そういうときは、ストップウォッチなどを使って、最初から考える時間を決めておくのもいいかも。
おすすめ度
人数は、多いほうが会話があっていいと思う。
各マスごとに動かし方があるけど、1度プレイすれば慣れるだろうから大丈夫!
プレイ時間は45分と書いてあるけど、勝負が長引けば90分~120分かかることもある。
いろんなバージョンがあるので、自分に合ったのを探してみて!
こんな人に勧めたい
- 追う・追われるのドキドキ感を味わいたい人
- 怪盗としてみんなを出し抜きたい人
- 刑事として捜査をしたい人
- 1人対多数のゲームをしたい人